すべては混ざり合う

すべては混ざり合う

 

年末年始に読もうと思って買った本。面白くてもう半分以上読んでしまったんですけど(笑)

 

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ここには、自分の肚の中にストンと落ちるような言葉がたくさんあります。部分的に抜き出しても全く意味をなさない本ではあるのですが、一つだけ紹介してみます。

 

 

有名な話ですが、硬いものを切るのは軟らかいもので切り、軟らかいものを切るのは硬いもので切ることは、昔からものを切断するときの常識なのです。

(中略)

 

例えば、本当に硬い岩なんかは、液体で切ります。液体を超高圧で吹きつけて切るのです。考えてみたら、それで出来たのが自然環境です。渓谷なども、もともと川の水でどんどん掘られていったということでしょう。硬いものは軟らかいもので切り、軟らかいものは硬いもので切る。これがものを切るときの根本哲理だということをその社長さんが言っていた。

 

(中略)

絶対的に硬いものもないし、絶対的に軟らかいものもない。強と弱も混ざっている。色々なものが混ざっている。人間だって、友達だって皆そうです。家族だって、嫌なものもあるし、憎しみもあるし、色々なものがある。最後に愛の決断を下すことが出来るかどうかだけが、あらゆる物事が正しいかどうかの仕分けになるということです。

 

(執行 草舟著 「悲願へ 松下幸之助と現代」より抜粋)

 

 

 

子どもたちとの関わり方を思い返しても、これはすごくわかります。先生も親も、通り一辺倒の接し方ではダメなんです。

 

「このやり方が正しいんだから、この通りにやりなさい」では、ただの押し付けに過ぎないわけです。そもそも、絶対的な正解なんてないんです。いろんな子がいて、しかも同じ子であっても状態は変化しているわけですからね。

 

我々大人は「軟らかいもの」にも「硬いもの」にもなれなきゃいけないんです。

 

 

 

 

 

こういう言葉に触れて、昔ある人に教わった「先生は役者であれ!」という言葉を思い出しました。