その立場になってみないとわからない

その立場になってみないとわからない

 

余談です。

 

 

つい先日、ある銀行の中のATMを利用したんです。

 

ところが・・・

 

ズラリと並ぶATMなのですが、その日はあいにく、システムの不具合が発生していたらしく、正常に動いているのが1台だけ! というタイミングに遭遇してしまったのです(笑)。

 

当然、1台のATMに私を含めたお客さんが長々と並ぶ光景となりました。

 

私は特に急いでいるわけではなかったので問題なかったのですが、私の後ろにも人がかなり増えてきていました。

 

そんな中、私の二人前の男性に順番が回ってきたんです。その男性、おそらく仕事での入金作業か何かだったのだと思うのですが、件数がかなり多いらしく、唯一稼働しているATMを延々と独占し始めました。

 

 

その間、20分ぐらいだったでしょうか・・・

 

 

 

 

 

 

ジリジリと時間だけが過ぎ去り、周囲の殺気も感じられるように(笑)。ATMのサポートを担当していた女性の行員さんも焦り始め、私たちに申し訳なさそうに声を掛けてくれていましたが

 

これは、いよいよマズイ・・・と思ったか、ついにその男性客に声を掛けます。

 

「あの・・・まだ掛かりますか?」

「あっ、もうすぐ終わります」

 

 

 

もうすぐとは言えない時間が経過して、ようやくその男性は去っていったのでした。

 

 

 

 

 

 

この光景を見ていて、自分だったらどうするかな? と考えていたのですが

 

 

・全部をいっぺんにやろうとしないで、少しやったらまた列の後ろにつく

・自分は時間が掛かるのでお先にどうぞ、と最初から譲る

・もしくはATMではなく、窓口の方に回る

 

 

・・・など、この状況で独占はしないだろうな、と思いました。周りが見えてないって、こういうことだよな、自分も気を付けないとね・・・

 

なーんて考えたところで、ふと気付きました。

 

「いや、それは待たされてる立場だから言えること。自分もいざ同じ立場になったら、きっと同じことやりかねないな・・・」って。

 

 

 

 

 

 

立場によって、「見えているもの」「感じているもの」は違いますよね? 他人を見て「自分だったら、もっとこうするのに」とか「自分は絶対あんなことしない!」なんて思っていても

 

それは、今の自分の立場だから言えること。

自分を客観視するのはもちろん大切なことだし、それは私も常々意識してはいるのですが

 

それは「客観視できる状況にいるから客観視できる」わけで

 

あの男性と同じように、いざ、ATMでようやく自分の順番が回ってきて、たくさん入金作業を抱えている立場であったら・・・今がチャンスとばかりに、自分を客観視なんてなかなか出来るものじゃないですよね。あの男性と同じ行動をとるかもしれない・・・。

 

 

 

立場によって見えている世界は違う。

 

いつも自分を客観視できるとは限らない。

 

 

 

これって、教室での自分と生徒との関わり方なんかにも通じる話だなって、ちょっと感じたのでした。

 

 

 

 

それはそうと、機械に振り回されて、お客さんとの板挟みに遭う行員さんも可哀そうだったな・・・。

 

 

 

 

 

 

 

今日も暑いですね。ここ最近、こればっかり聴いてました。

レニー・クラヴィッツ 

「Raise Vibration」

 

 

 

 

見た目は暑苦しいのですが、音楽は最高に心地いいので、ぜひ。