昨日、ちょっと考えさせられることがあったんですよ。
いや、生徒に関する話じゃないんですけどね、直接的には。
ある出来事から始まり、最終的には「他人のミスのせいにしない、すべて自分次第」という結論になるかと思うのですが・・・。
昨日、つまり9月4日(金)、ある宅配便が届いたんです。それは県内の某有名私立中学・高校からのものでした。スパークもお世話になっている学校です。
届いた大きな封書には、その学校の入学パンフや各種案内が入っており、その中に「塾対象説明会の御案内」という一枚の手紙も同封されていました。
「この学校も、そろそろ塾対象の説明会がある頃だな」と思っていたので、どれどれ、やっと来たか・・と案内の日時を見てみると
なんと、既に終わっています(笑)。いや、笑い事じゃないんですけどね、爆笑してしまいました。
こんなこと、今までの長いキャリアの中で初めてのこと。学校側のミスなのか? いや、いくら何でもそれはないような気もします、そんなテキトーな学校ではないですから。
と、なると、宅配業者側のミスでしょうか?
案内自体には「8月吉日」と書かれていますので、学校側にミスがなければ、きっと8月の前半か中盤あたりには発送済みなのではないかと思われます。
8月中には配達されるはずのものが、他の荷物に紛れて何日もどこかへ行っちゃってた挙句、昨日やっと気づいて、慌てて配送されたとか?
まあ、真相はわかりません。これにより、こちらに大きな被害があったわけでもありません。説明会に参加しなくても、既によーく知っている学校ですし。
しかし、もし何か新しい情報がこの説明会で提供されていたのだとしたら、それを知る機会を失ってしまったのは事実です。
でもね、ここでふと思ったんですよ。
「どうでもいいじゃん、そんなこと。
知りたきゃ、自分で動けよ」って。
そう、今回は学校側か宅配業者側か、どちらかの職務怠慢ですよね。でも、そんなこと、どうでもいいことじゃないですか? だって、そもそもこちらがコントロールできることはじゃありませんから。
「自分がコントロールできないことには関わらない」というのは日頃から私の中で決めていますし、そんなものに関わって労力を無駄にするぐらいなら、「じゃあ、今何が出来るか」を考えて、それをやるのみです。
そして、先日も書いたことですけど、情報が欲しければ主体的に取りに行けばいいのです。個人的に学校に乗り込んでいくこともできますし、電話でもメールでも、あるいは担当の先生にお越しいただくことも可能でしょう。
「説明会の案内をもらえなかったから仕方ないよね」ではなく、そんなことお構いなしに動けばいいのです、それが本当に自分が欲しい情報であるならば。
× 情報をもらえなかった
〇 情報を自ら取りに行く機会をもらった
と、自分の中で勝手に都合の良いように変換して動けばいいのです。
こうしたことは、今回の件に限らず、人生全般において言えることじゃないでしょうか。特に、子どもたちの勉強については、そのまま当てはまることです。
一つ、例を挙げると・・・
コロナ休校の影響で、入試の出題範囲の削減が話題になりましたけど、本当にやる気のある子はそんなことを言い訳にせずに、カットされた単元も自ら学べばいいのです(学力的にそこまで余裕のない子は別ですからね)。
将来のことを考えれば、いずれやらないわけにはいかないんですから。
そして、そのための手段なんて、実はいくらでもあるじゃないですか?
塾を利用したっていいし、ネットもあります。もっとはっきり言ってしまえば、その気があるのなら教科書だけでも十分に自学できます。自力で理解不十分な点だけ、学校の先生や私たち塾の先生に質問すればいい。
大人も子どもも
「やってもらえなかったから、しょうがないよね」
という思考パターンから抜け出して
「だったら自分でやるからいいよ」
へと移行すればいいのです。
誰かのせいにして生産性のない時間を過ごすよりも、よほど人生がエキサイティングなものになるはずです。
今日の一曲。
たとえ、こちらに非はなくとも、他人のせいにせず、他人を当てにせず、自分でとっとと動く。そんなことを書いてみました。
これは私自身もまだまだ全然出来ていないことなんですけど、忘れないようにしていきたいものです。
そして、明日はいよいよ北辰テスト、久しぶりの会場実施です! つまり、いよいよ本番ですね。彼らの健闘を心から願っています。
景気づけに、思いっ切りポップな曲を!
いわゆる「ブルー・アイド・ソウル」(白人によるソウルミュージック)の代表格、ブロウ・モンキーズ。黒人音楽の魅力を、あくまでもポップミュージックのフォーマット上でわかりやすく提示してくれる彼らの作品群が私は大好きです。
フロントマンである Dr. ロバートの伊達男っぷりが、ギリギリのところで嫌味にならずにいいんですよ(笑)。ポップミュージックのヴォーカリストしては、超一流だと思います。
彼らが世界に飛び出した、1986年の大ヒットナンバーを。