思い込みで「無理」「できない」と決めつけて、自分の可能性を勝手に狭めていること、私たちにはよくありますよね。
ある中3生の話。スパークの御家庭なら誰のことかわかってしまうかもしれませんが。
既にスポーツで県外の高校から内定をもらっていて、あとは試験を受けに行くだけ・・・という昨年末。
お母様からお電話をいただきました。この高校を受けるのをやめることにした、と。
直近の大会における、その高校の競技成績を目の当たりにして判断されたそうです。この子にふさわしい、もっと強い高校に行かせるべきだと。
お子さんの将来を考えて、そしてお子さんの可能性を信じて決断されたのでしょう。
そうは言っても、どの学校も願書受付はとっくに締切っています。
どうしたか?
お母様は、ある県外の強豪校に事情を話し、単身で直談判に行って頭を下げ、特例として受験させてもらえることになったのです。
先日、埼玉県内の私立高校より2週間も早い受験を終え、そして、見事に合格しました。
ダメ元で行動してみる。
口で言うのは簡単ですが、私たちはこれがなかなか出来ません。
心のどこかであきらめちゃってますから。
「願書の受付はとっくに締切ってる、無理だよ」
普通はそう考えます、私もきっとそうです。
「ダメ元の数と成功の大きさは比例する」
日頃、私がよく自分に言い聞かせているセリフなのですが、まだまだ全然理解していなかったのだということを、この御家庭から教わったのでした。
大事なことなので、もう一度。
「ダメ元の数と成功の大きさは比例する」
今日の一曲。
世界的音楽プロデューサーであるフィル・スペクターが亡くなりました。
彼は、殺人罪で服役中でした。相当に人格破綻していた狂人だったようですが、音楽プロデューサーとしては「ウォール・オブ・サウンド」と呼ばれる録音手法を確立し、名作を連発した歴史に残る人物でした。
彼が手掛けた代表曲の一つ。
↓