ブレない自分を確立せよ

ブレない自分を確立せよ

 

一昨日の土曜日の授業で、とても象徴的な出来事がありました。

 

ある中2生、英語の理解が速く、どんどん先へ進めています。スパークは、動画授業を活用していることもあり、こうしたケースに対応しやすいです。

 

出来るのであれば、無理して学校のペースに合わせる必要はない、どんどん先へ行って良い、と私は考えています。もちろん、ただ進むだけでは定着しませんから、戻っておさらいする時間も設けていきますが。

 

スパークの「個別」とは「子別」という意味ですから、その子の状況に応じて進め方や内容、接し方などを考えて微妙に変えているのです。子どもたちは大して感じてくれてないだろうな、とは思いますが(笑)。

 

 

 

で、その子がもう遠い先まで英語を進めていることを知った、周りの生徒たちの一人が

「いいなあ、じゃあオレも社会は得意だから、社会は一気に進めることにする!」

 

そう言って、ペースを上げようとしたんですよ。

 

 

一見すると、ライバルに刺激されて、闘志に火がついた・・・みたいな良い話に聞こえるかもしれませんが、そこに大きな落とし穴があります。

 

私は言いました。

「やめなさい。他の子のことなんかどうでもいいんだよ。他人は他人、自分は自分。今、自分の目の前にあることを一つ一つしっかりやっていけばいいの!」

 

 

 

 

勉強って、どうしても周りの子たちを意識せざるを得ない場面が多々あります。学校の授業中もそうでしょうし、周りが出来てる時に自分だけがわかっていなかったりすると、恥ずかしく感じてしまうこともあるでしょう。

 

偏差値も周りとの比較で出てくるものだし、受験は周りのライバルたちより1点でも多く取らないと・・・そんなふうに考えがちです。

 

しかし、周りに影響されて、その度に自分のペース・やり方がブレてしまうのが、実は最大のリスクだということを忘れてはいけません。うちが「個別指導学院」と名乗っているのは、子どもたち一人ひとりにふさわしいペース・やり方があり、それを尊重した指導でないと成績なんて上がらないとわかっているからです。みんなと同じことをやるのは学校の授業だけで十分。

 

高い学力の子だけを集めた上位校専門塾であれば、集団で全然OKだと思います。むしろ、その方がいいです。しかし、そうでない塾であれば、やはりその子の現状をよく見て、それにふさわしいペースと内容を提供していかないといけません。

 

 

 

そう考えた時に、子どもたちに必要なのは

「よーし、あいつには負けないぞ」と他者を意識することよりも

 

「最大のライバルは自分自身。周りがどうであれ、ブレずに目の前のことを一つ一つやり続けよう」という意識の方ではないでしょうか。

 

勉強に、他人を意識した一時的な感情のアップダウンは必要ありません。「周りがどうであれ、自分は目の前の課題を淡々とやり続けるんだ」そう考えられる子が、最後は勝つのです。