不安はなくならない

不安はなくならない

 

長いと思っていた夏期講習も、29日で終了。今年は特にあっという間だったような気がしています。

 

そして、今年も無遅刻無欠勤で元気に乗り切りました(笑)。

 

 

 

子どもたちもよく頑張ったと思います。特に受験生にとっては、夏期講習というのは年間で最も学習量を増やせる時期なわけで、スパークの子たちも物凄い時間数の授業を乗り越えました。

 

じゃあ、彼らが勉強に関して、もう何の不安もなくなったか!? と言えば、決してそんなことはないでしょう。

 

やってもやっても不安はなくなりません。いくらたくさん問題を解いたところで、入試や北辰テストではそれを掻い潜ったかのような出題に直面することになります。

 

やってもやっても「これで完璧」となることはないし、不安も消えることはないのです。

 

これは勉強に関してだけでなく、仕事でもお金でも何でも同じですよね。

 

生きている限り、不安や悩みからは永遠に解放されないと思った方がいい。不安や悩みがないなんて人は人間じゃありません。

 

私もよく 「悩み? ないね」とか子どもたちに言ってますけど、それは悩みがないのではなく、「悩みがあっても悩まない」というだけのことです。

 

話を戻して・・・ そう、いくら勉強したところで不安が消えるわけではないのです。

 

大事なのは、不安を消すことではなく、不安のレベルが上がることではないでしょうか? 不安があっても、その内容が次元の低い不安・悩みから、次元の高い不安・悩みへと上がっていればいいと思うのです。

 

 

 

 

例えば

 

「夏休み明けの北辰テストが不安だ」

 

これは一番レベルの低い不安です。

 

そこから始まり、不安だからたくさん勉強したとします。すると、不安の内容が変化します。

 

「特に数学が出来ない、不安だ」

 

 

 

さらに勉強を進めていくと、さらに不安の中身がどんどん変化していきます。

 

「計算問題でまだミスがある、不安だ」

「だいぶ計算は出来るようになったけど、連立方程式がまだ不安だ」

「中2までの計算は大丈夫だけど、因数分解とか平方根が不安だ」

「計算はだいぶ自信がついてきたけど、文章問題が不安だ」

「数学はだいぶできるようになったけど、まだやり残しがないか不安だ」

 

 

という具合。これはあくまで理想的な例ですけど、漠然とした不安から、より具体的な不安へと変化していくのが「不安のレベルが上がっていく」ということです。

 

 

 

 

 

大人でも同じです。例えば、起業したいという人がいるとして「起業してうまくいくかどうか不安」というのが最初の不安。実際に起業した人は「起業してうまくいくかどうか不安」なんて、もう思いませんよね? 今度は「軌道に乗るかどうか不安」になります。

 

そして、軌道に乗ったようであれば「軌道に乗るかどうか」なんて不安はないわけです。もっと次元が上の不安や悩みを抱えることになります。

 

要するに、不安や悩みというのはどこまで行ってもなくなることはないのです。なくそうとするのではなく、より程度の高い不安や悩みになっているかどうかを意識すべきです。

 

 

 

 

いつまでも「勉強が不安」といった「漠然としていて、初期レベルの」不安や悩みを抱えているようであれば・・・、それは何ら行動できていないということなのでは?

 

 

夏期講習は終わりますが、引き続き勉強あるのみ! 不安をなくすための勉強ではなく、より次元の高い不安を感じられるように勉強していきましょう。

 

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