予測不能な時代を楽しもう

予測不能な時代を楽しもう

 

録画しておいた先週の「ガイアの夜明け」を観ました。

 

 

 

テーマは「学びを止めない」 学校休校に伴う日本と海外の教育現場の対応を対比させることで、いかに日本のオンライン教育が遅れているかがレポートされていました。

 

番組内で紹介されていた通り、確かに日本の学校が準備不足のまま、急にオンラインで授業しようとして、お粗末なものになってしまったのは事実でしょう。

 

そもそも大学で双方向のオンラインをやろうとすると、サーバーがパンクしてしまうとのこと。やれる環境そのものが初めから整っていなかったのです。

 

 

 

 

だからと言って、この3ヶ月間の試行錯誤がムダだったかというと、全くそんなことはなくて、むしろ大いにプラスだったと私は思います。何でも最初は上手くいかないのが当たり前であり「こうやるとうまくいかないんだな」という小さな失敗経験を活かして次につなげていけばいいだけのこと。

 

初めは海外から「甘い」「ナメてる」と非難されていた日本の感染防止対策が、今や「なぜ日本はここまでコロナによる死者が少ないのか?」「日本は奇跡的に封じ込めに成功した」などと一転して称賛されているのと同じです。

 

現時点では世界で最下位レベルとされている日本のオンライン教育も、必ずや時間と共に世界に誇れるものになっていくと思っています。

 

だって、そういう国ですよね、日本って。常にどん底から這い上がって、最終的には頂点に立つ・・・という国なんじゃないかと。

 

歴史がそれを証明していますよね。

 

 

 

 

 

 

スパーク個別指導学院も、オンライン動画授業を提供し、一部の生徒には双方向オンラインライヴ授業を一対一で実施しました。

 

前者については、何時でもどこでも何度でも視聴できるというメリットがある反面、ある程度のスケジュール管理が必要だったな、という反省点もあります。

 

後者については、教室で教えているのとほぼ同じ感覚で、ガッチリ「1対1」の指導が出来ました。反面、これをZOOM等を使った「一度に多人数を指導するような形」になったらどうなるのか? という課題も残ります。

 

それに、ちょっと調べるだけで今はたくさんの優れたツールがあり、まだウチの方針に合った最適ツールと巡り合えているとは言えない状態です。

 

スパーク単体で見ても、オンラインに関してはまだまだ未熟であり、課題は山積みです。

 

 

 

 

「オンラインは学校休校の間だけ。やっぱり塾は対面指導が一番」という塾も多いかと思いますが、私は必ずしもそれがすべてとは考えていません。

 

これからはコロナ関係なく「オンライン」というのが当然の選択肢としてあり得る時代になっていくと思います。通塾に要する時間的・体力的デメリットを考えれば、「通わない」という選択肢もあるのが自然です。

 

スパークだって先のことはわかりません。もしかしたら、いずれは「オンライン塾」にシフトするかもしれません。そうなれば教室は必要なくなります。

 

これだけ「家賃」という固定費が問題としてクローズアップされている時代もありませんけど、確かに固定費が浮けば、その分、より指導の質を上げることに投資できるわけです。そう考えると、完全オンライン塾というのもありえない話ではないのです。

 

と言っても、何か具体的な計画があるわけではありません。何の予定も計画もないことを書いてしまいましたが、要するに「何が起きるかわからない時代に突入している」ということです。だから、あれこれ綿密な未来の計画を立てていても意味をなさないのです。

 

その時その時でベストと感じることを選択していけば、自ずと予想もしなかったところへ辿り着いていることでしょう。

 

「予測できないからこそ面白い」 この3ヶ月間を通じて、そんな心境になりつつあります。

 

 

 

以前は「明確な目標・実現したい夢を設定し、未来から逆算して今やることを決める」みたいな、よくある成功法則を信じていた時期もありましたが

 

いまや、そういうのもちょっと微妙だな・・・と思います。なぜなら、未来を決めて、そこから逆算して計画を立てたとしても、その計画そのものが一瞬で吹き飛ばれてしまうのですから。

 

今回のコロナのように、誰も予想しなかったような出来事によって。あるいは、AIの登場によって。

 

学生が「将来、こういう仕事に就きたい」と思ったとしても、そもそもその仕事が将来も存在しているのかなんて、誰にもわからない時代なのです。

 

 

 

だったら、徹底して

 

「今、できることをやる」

「ちょっとでも興味が湧いたら、その新しいことに手を出してみる」

「漠然とした方向性だけ決めておくに留める」

 

でいいのではないかと思います。

 

価値観そのものも目まぐるしく変わっていくでしょう。それこそ、日本のコロナ対策に対する評価がガラッと変わったように。

 

 

 

 

最近読んでいたこの一冊にも、「夢は持たないでいい」という話がありました。

 

 

 

ちょっとだけ、引用してみます。

 

 

夢がなくて苦しんでいるそこのあなた、安心してよ。夢なんて無理に持たなくてもいいし急いで探さなくてもいい。

 

そもそも、夢なんてそんな簡単に見つかるものじゃない。夢なんて大それたものじゃなくても、自分の興味のあることを勉強してみたり、楽しいなと感じることをやってみたり、その瞬間瞬間を楽しむこともまた人生だ。

 

夢に向かって一直線で生きる必要なんてない。寄り道こそが人生を豊かにする。そうだろ?

 

いろんなことを経験するうちに「あれ? これ、もしかしたら人生賭けてやりたいかも」ってことに嫌でも出会う日がくるから焦らなくていい。「あれ? やっぱ違うな」って経験も何度もするだろう。

 

それでいいんだよ。人生は冒険なのだから迷って当然。夢の呪縛から解き放たれて、いまこの瞬間を楽しもう。冒険を楽しもう。

 

(testosterone 著 「ストレスゼロの生き方」より抜粋)

 

 

 

 

未来を固定せず、あえて「何でも来い!」という心持ちもまた良いのでは? と思うのです。

 

Twitter 木村弘一@スパーク

 

 

 

 

 

 

 

今日の一曲。

 

英国のギターバンド、ザ・ゴッドファーザーズ。あと一歩、ブレイクし切れなかったバンドですけど、けっこう好きでした。無骨でシンプルで単純明快なロック。

 

 

 

彼らが日本でも紹介されるきっかけとなったアルバムのタイトルが

 

「BIRTH, SCHOOL, WORK, DEATH」

 

つまり「生まれて、学校行って、働いて、死ぬ」です。

 

たった4単語で、人間の一生を簡潔にまとめてくれていました(笑)。

 

そして、人生で確実なのは、この4つぐらいなのではないでしょうか?

 

 

 

私たちは、今、真ん中の二つ「SCHOOL, WORK」の時期を過ごしているわけで、つまり人生の真っ只中にいるわけですね。勉強でも仕事でもバリバリやって、楽しまないと損です。

 

 

 

1988年の傑作アルバムから、カッコいい2曲を。

 

 

 

ジャケットはこんな感じです。「生まれて、学校行って、働いて、死ぬ」そのまんまです。CDではなく、レコードで持ってます。コンセプト明快で、いいジャケットですね。