人の本質は変わらない

人の本質は変わらない

 

教室は一週間のお盆休みということで、只今、私もすっかりOFFを満喫しています。

 

普段なかなか会えない人と飲みに出掛けたり、家族と食事に行ったり買い物に行ったり、お墓参りも。

 

そんな中で、本を読む習慣だけは切らさないようにしています。長期休み中は毎回そうなんですけど、本が一冊あるというだけで、すっかり緩み切った生活にも芯が一本通るような感覚があります。休日なので緩んでいますが、本のおかげで完全に緩み切ってしまう一歩手前でギリギリ踏みとどまっている感じ。

 

 

このお盆休み用に選んだ一冊はこちら。

 

https://www.amazon.co.jp/%E5%85%A8%E7%B1%B3%E3%81%AF%E3%80%81%E6%B3%A3%E3%81%8B%E3%81%AA%E3%81%84%E3%80%82-%E4%BA%94%E6%98%8E%E6%8B%93%E5%BC%A5/dp/4866670215/ref=sr_1_1?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&keywords=%E5%85%A8%E7%B1%B3%E3%81%AF%E6%B3%A3%E3%81%8B%E3%81%AA%E3%81%84&qid=1565868192&s=books&sr=1-1

 

 

 

 

今まで読んだことのないジャンルの本で、なかなか面白いです。著者の五明拓弥さんは芸人さんで、彼と「伝え方のプロ」である、一流のコピーライターや CM プランナーたちとの対談集なのです。よくある「全米が泣いた」みたいなフレーズも、映画を宣伝するためのキャッチコピーですよね。本書のタイトルも、そのパロディなわけですが。

 

そうした言葉のプロたちが、どんな考え方や発想の仕方を持って秀逸なコピーを産み出しているのか? こういう人たちがどういう視点を持っているのか? どういう頭の使い方をしているのか? とても興味があります。

 

 

 

 

 

 

アイディアの出し方みたいな話ではないのですが、「確かにそうだよなあ・・・」と感じた話を一つ紹介して終わります。人の本質なんて、時代によってそうそう変わるものじゃない、という話。

 

 

そう、対ヒトと考えた時に、ヒトはそんなには変わらない。震災の直後、広告コミュニケーションはこれから劇的に変わらざるを得ないみたいなことを皆、言っていたけれど、僕は絶対にそんなことはなくて、人間はすぐにバカバカしいものとか、不謹慎なものとかを見たくなるに決まっているって言っていた。実際そうでしょう。

 

ー そうですね。

 

ボランティアは大切だなとか、確かに震災後に芽生えた気持ちもあるかもしれないけれど、だからと言って、震災を境につまらなかったものが面白くなったり、面白かったものが笑えなくなったり、泣けるものが怒りを覚えるものになったりはしていないですよね。

 

ー 確かに、デリケートな部分はありますけど。

 

根本は変わらない。それで言えば、僕の好きな落語も、現代的なアレンジは加えながらも200年前の話で大笑いさせたり、人情で泣かせたりできる。それは、基本的な人の気持ちがそんなに変わらないからだと思う。だから、その時代のメディアに合った話法で、人の変わらない気持ちに訴えていくということなのかな。

 

(五明 拓弥著 「全米は泣かない」より抜粋)

 

 

 

人の本質は変わらないとするなら、どんな時代にどんな仕事をするにせよ、やるべきことは一緒なのだと思います。

 

そこを捉えられていないと、どんな最新の道具を使おうが、どんな目新しい手法を取り入れようが、うまくいかないのですね。これはもちろん、学習塾の仕事でも同じです。

 

自分の仕事が大切なポイントを外していないか、この長期休みの機会を利用して振り返っています。

 

 

 

 

 

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