効果的な復習法とは

2020年10月24日 仕事術・勉強法
効果的な復習法とは

 

先日、お付き合いのある教材会社さんの動画配信にて「埼玉県公立高校入試セミナー」を視聴しました。

 

以前もこのブログで書いた通り、既に夏前の時点で埼玉県の入試の最新分析は済んでいますので、今回のセミナーは既に知っている知識・情報の復習という感じでした。

 

それでも、「なんだよ、知っていることが大半じゃないか。新しい収穫はなかったな」なんてことには全くならないのが面白いところ。

 

細かい部分には新しい情報も含まれていましたし、前回のセミナーで消化しきれなかった部分も理解が深まりました。

 

そして、何より・・・時間が経ったことにより、けっこう忘れてしまっているんですよ!

 

時間の経過と日々のあれこれの連続により、こうした大事な話であっても脳内の隅っこに追いやられてしまっているのかもしれませんね。決して私の老化ではないと信じています(笑)。

 

 

 

 

これ、有名な「忘却曲線」の論理ですね。人間というのは、時間の経過と共にどんな大切なことでも忘れていく、というアレです。

 

正確に言うと「時間の経過と共に、思い出すまでにかかる時間がどんどん長くなっていく」ということです。

 

 

 

 

 

どんなことでも、習った直後は誰しも覚えているわけですよ。その時は「こんな大事なこと、自分が忘れるわけない」なーんて思っているわけですが・・・

 

時間が経つにつれ、どんどん記憶は薄れていきます。何事においても「自分だけは大丈夫」なんてことはあり得ないわけです。私も含め、みんな大したことない(笑)。

 

今回の入試分析セミナーを視聴して、改めてそんなことに気付かされたわけです。

 

 

 

 

 

 

で、ここからの話の展開は、もう大体ご想像がつくかと思いますが・・・

 

そうです、これは子どもたちの学習においても全く同じだということです。

 

 

 

 

 

 

彼らも、この忘却曲線の原則からは逃れられません。勉強したことをどんどん忘れていきます。正確に言えば、脳内のどこかにはあるのですが、それを引っ張り出すまでのに必要な時間がどんどん長くなっていく、ということです。

 

じゃあ、どうしたらいいのか?

 

 

 

学んだことをスムーズに引き出せるようになるための方法は一つ、それが一般的にいう「復習」ということです。

 

 

私の考える「復習」の定義というのは

 

「時間の経過と共に、脳内のどこにしまったかわからなくなりつつある知識」を

 

「ここにあるよね」と引っ張り出して、しまってある場所を確認する作業

 

とでもいう感じでしょうか。

 

 

 

 

これを繰り返すことで、その出し入れがスムーズになっていくわけです。どこにしまったかをはっきり把握できているので、テストの際にもすぐに引っ張り出せる、ということ。

 

これが「解ける」という状態です。

 

 

 

 

 

そして、同じ復習するにしても、習った直後であれば出来て当然であり、それだと「知識を引っ張り出すトレーニング」にはなりません。

 

よく「忘れないうちに復習しなさい」とか言われますけど、私はそれより「忘れかけた頃に復習しなさい」と言いたいですね。

 

少し時間が経って、そろそろ忘れかけてきたかな・・・というタイミングで復習するのが、ちょうどよいトレーニングになる

 

というわけです。

 

 

 

 

 

 

脳内のどこかにしまってあるはずの知識、それを探して引っ張り出すというトレーニングを何度か繰り返すことで、いざ本番でも知識をスムーズに取り出せるようになる

 

これが「復習する」ということの目的です。復習は忘れかけた頃にやるから効果があるのです。

 

そして、それを日々の学習において「継続」することで、より効果が高まることは、容易に想像していただけることと思います。

 

 

Twitter 木村弘一@スパーク

 

 

 

 

 

 

 

 

今日の一曲。

 

久々に勉強法に関する話を書いてみました。取り立てて目新しい話でも何でもないのですが、こんな当たり前のことでも意外と出来ていない子たちが大半なんじゃないかと思います。

 

この「忘れかけた頃に復習する」というのを、塾のシステムの中に上手く組み込めたら最高なのですが、まだまだそこには至っていません。せいぜい、夏期講習や冬期講習等で一気に総復習! というぐらいです。

 

それはそれでもちろん必要な期間ではあるのですが、日頃からこまめにそれが出来たらなぁ・・・ というのが理想。今後、あれこれ試行錯誤してみたいと考えています。

 

 

 

 

ポール・マッカートニーが年末にニュー・アルバム「McCartney Ⅲ」を発表するとのニュースが飛び込んできて、洋楽ファンとしては楽しみな限り。

 

今年、新型コロナウィルスによるロックダウンの最中、自宅で一人でレコーディングしたとのことで、これは過去の「Ⅰ」「Ⅱ」と同じスタンス。

 

きっと、ムダなものがそぎ落とされた、剥き出しのポールが堪能できる傑作に仕上がっていることでしょう。

 

 

 

新作を楽しみに待ちつつ、10年ほど前のテレビでのLiveを。ウイングスと作った1973年の名作「Band On The Run」から、タイトルナンバーです。