大丈夫じゃない

大丈夫じゃない

 

昨日の数学の授業。

 

ある男子が、計算問題を解くのに途中式を一切書かず、最終的な答えだけをノートに書いていました。

 

ちょっと複雑な計算でも、頭の中で暗算してやっていたんです。

 

 

これ、一番やってはいけないこと!

言うまでもなく、ケアレスミス発生の最大要因。

 

 

「途中式を書きなさい」というのは授業中に再三伝えてきていることなのですが、ちょっと油断するとこれですよ。

 

これが起きる最大の原因は

「自分は大丈夫」

「自分は出来る」

と思っていることです。

 

 

頭の中で計算しても大丈夫、私はミスしない・・・そう思い込んでいるからこそ、めんどうなことをしようとしないのです。

 

 

逆ですよね。

 

「私は出来ない」「私はミスする」と、常に思っていないといけない。出来ないから今の成績なんだということを、まずは認めないと。認めるところからしか物事始まりません。

 

 

 

 

 

子どもたちが考えることっていうのは単純で

 

「めんどうなことはしたくない」

「少しでもラクしたい」

「ちょっとぐらいズルしても大丈夫」

 

 

子どもたちのそういう「逃げ」をよーく見て、見て見ぬ振りせずに、何度でも指摘していくのが塾の仕事。

お互い馴れ合いになってしまうのは簡単だし、その方がこっちもラクでいいんですけど、そこからは何も生まれません。

 

それに、子どもたちのやってることをそこまで観察することができるのも、うちみたいな個人塾ならでは。大手塾では、やりたくても目が行き届かないのです。

 

だからこそ、何度でも、わかってもらえるまでぶつかっていくしかない!

 

 

 

 

この男子、今日の午前中も数学だったのですが、きちんと直っていました。途中式をノートにしっかり書いてくれていました。

 

 

こういう泥臭い指導の積み重ねなんですよ、塾の仕事っていうのは。残念ながら、ちっともスマートでカッコいい仕事じゃない。