委員会に入れば内申書に有利という都市伝説

委員会に入れば内申書に有利という都市伝説

OFFです。

今日は暑かったですね!

 

次男の野球の応援で

朝から一日、茨城県にいました。

4月だというのに熱中症を心配しないといけませんね(笑)。

 

消耗はしましたが

いろいろ面白い一日でした。

 

 

 

さて、新学期が始まり

各学校でクラスの係や委員会等が

新たに決められている時期ですね。

 

先日、子どもたちからこんな声を聞きました。

「委員会に入っておくと内申点に有利だから

委員会には必ず入っておけって

お母さんに言われたから入った」

 

あー、まだまだこういう都市伝説級の噂話が

さも真実であるかのように語り継がれているわけですね。

 

こういう話を真に受けてしまう保護者の方々が

まだまだ多いのでしょうね・・・

 

はっきり伝えておきます。

 

内申点を上げたければ

テストの成績と通知表の評定を上げましょう。

それに優るものはございません。

 

高校入試で合否を決められる際に

「委員会に入っていました」

「そこで委員長もやってました」

ぐらいでは、ほとんど何の役にも立ちません。

 

勉強の成績以外で内申書を有利にしたいのなら

せめて「生徒会会長」ぐらいやって下さい。

 

 

 

委員会にしろ、部活動にしろ

生徒会にしろ、〇〇長という役職にしろ

 

純粋に

「興味があってやってみたい」

「やりたいから、やる」

「勉強以外の大切なことを経験しておきたい」

「リーダーシップを学んでみたい」

 

・・・といったような動機でない限り

ただ苦痛なだけのやっかいな荷物になるだけです。

 

そのストレスが勉強にまで影響を及ぼしますから

結局、内申点は上がらないという悪循環!

 

冷静に考えればわかりますよね?

委員会活動で駆り出されている時間

勉強がおろそかになるわけですから。

 

「いったい何のために

こんなやりたくもない委員会活動をやっているんだっけ?」

なんていう自己矛盾&本末転倒状態になるのが関の山です。

 

 

 

委員会でも部活動でもクラスの係でも

何でもそうなんですけど

 

「やってみたいからやる」

というシンプルな動機以外は

害しか生み出しませんよ!

 

 

部活動についても全く同じ。

特に新中1生は

「この部活に入りたいから、入る」

という純粋な気持ちで、入部先を選んで下さい。

 

そして、入った後も

べつに部活動で全国レベルの輝かしい実績を残せなくてもいいんです。

「スポーツ特待生で高校へ行き、プロを目指す」

と、いう子なら別ですが。

 

 

あと、無理して部長や委員長に立候補しなくてもいいです。

そこに就けるには一握りの子であって

その一握りの子であっても

肝心の勉強の成績が振るわなければ

ろくな内申点はつきません。

 

 

そもそも

「委員会に入ってない」

「部活にも入ってない」

「委員長や部長や生徒会会長みたいな

いわゆる『長』と名の付く役職とも無縁だった」

 

そんな子たちの方が

しっかりと第一志望校合格を射止めていきます。

 

なぜなら、そういう子たちは

目先の損得勘定で動いているのではなく

 

やりたいことをやる

やりたくないことはやらない

やらないといけないことは、きっちりやる

 

というシンプルな学校生活を送っているので

成果が出やすいからです。

 

 

 

大切なことなので

もう一度。

 

内申点を上げるには・・・

 

休まず学校に登校し

授業中に集中して

意欲的に、前向きに、積極的に臨み

学力をつけて

提出物をしっかり期限内に出し

主要5教科以外の実技科目も手を抜かず

定期テストで良い結果を出すこと!

 

それが、ほぼすべてです。

 

 

そんな一番肝心なことをおろそかにして

委員会活動を表面的にやったところで

第一志望校には届きません。

 

そう、断言しておきます。

 

埼玉県坂戸市にっさい花みず木4丁目8-1 SONNE BLDⅥ 2階