今、中2・中3生たちには、ほぼ毎時間「英語教科書本文丸暗記全文英作文テスト」を実施しています。
以前にも何度か書いていますが、子どもたちにとっては、かなりハード。その分、英語の力は確実につきます。何より定期テストの際に、その効果を実感してもらえると信じています。
ただ、中には私が想定していたよりもさらに苦戦している子もいます。このテストはぜひ続けたい、でも、余計に英語が嫌になったり、ストレスになったりはしてほしくない・・・
いろいろ考えた末に、1ページ丸々ではなく、細かく分けてテストすることにしました。それも究極の分割です。
一文ずつ、テストします!
大きな仕事や課題も、細かく分けて考えれば無理なく対処できる みたいなことがよく言われます。
それって、子どもたちの勉強にもまさに当てはまるんですよね。細かく分けて提示してあげることで、無理なく理解できたり覚えられたり、ということがあるのです。
スパークの個別指導というのは「子」別指導ですから、本来は子どもたちの状態に応じて、個々に対応してあげなければいけないのですが
この英作文テストについては、そこまで「子」別の対応を取れていませんでしたね。今の形でも出来る子はいいんですけど、本当に英語を苦手としている子たちにとっては、けっこう苦痛だったはず。
いや、これは反省ですね。もっと早く形式を変えてあげるべきでした。あー、ゴメン!
で、今日さっそく、ある中3生にその「一文ずつテスト」を試してみたんです。もちろん、変えることを予告してませんでしたので、必死に勉強してきた本人は「それならラクじゃん! ラッキー!」
実際に一文ずつ分けてテストしてみると、かなり負担が軽減されているのがわかりました。そりゃあそうでしょう、一文ごとに教科書で最終確認させてあげてのテストですからね。
もちろん、こんなことをやっていたら手間と時間はかかるわけですが、英語が心底苦手という子たちには、これぐらいがちょうどいいようです。
そして、この形でも十分に英語の力は上がっていきます。一生懸命に単語のスペルを覚え、文法的な感覚も何となく身についていくのです。
ちなみに今日の子は、せっかく一文ずつテストにしてあげたにもかかわらず、name を namy と書いていたり、interested が interesting になっていたりしました。直前まで確認させてあげてるのに!
そんなもんなんです。でも、合格するまで繰り返していくうちに、精度は上がっていきます。あとは指導する側の根気だけですね。
今日の一曲。
私が無人島に持っていく名盤コレクションのうちの一枚です。
ペイル・ファウンテンズ、たった2枚のアルバムを残しただけで解散してしまったバンドなのですが、その2枚とも超名盤。
いわゆる「ネオアコ」と呼ばれるジャンルなのですが、透明感のある音と伸びのあるヴォーカル、私は大好きでした。暑い日にはこういう爽やかな音楽を聴きたくなります。
1985年発表の名曲。映像は古いのですが、音楽は文句なしに最高です。