今日はテスト直前勉強会「カンヅメ」初日でした。
すっかり恒例行事となってしまいましたね、カンヅメも。
今回は、中1・2生の学年末テストのみならず、何と言っても埼玉県公立高校入試の直前というタイミング。中3生たちにも貴重な一日。
どの子も、いつも以上に集中できていたように思えます。この状態を維持したまま、本番へ向かってもらいたいですね。
さて、中3生の頭の中を今、支配しているのは、きっと学習内容よりも、先日確定した「倍率」だと思います。
「自分が受ける高校は、〇人落ちる」といった不安と恐怖。
気持ちはよくわかりますよね。まだ中学生です。
倍率については、教室でも全体に向けてよく話をしてきました。
先日の授業中も、こんな話をしたんですよ。
自分一人が受かればいいんだから
定員なんて1名でいいよね?
みんな、首をかしげて「は!?」という表情(笑)。
要するに、ライバルが何人いようが関係ない。自分が当日合格ラインを超える点数を取ればいいだけ、ということ。そうですよね?
でも、「合格ラインが〇〇点だから、これぐらい解答欄を埋めとけばいいか」なんて計算しながら当日の試験問題を解く子はいませんよね?
つまり!
結局、倍率が何倍だろうが
合格ラインがどれくらいだろうが
受験生がやることは、ただ一つだけ
当日、力を出し切る
それだけです。
その時のために、今まで長い年月をかけて塾に通って勉強してきたのです。
周りは関係ない。
ただ、自分が全力で挑んで、力を出し切ればいいだけ。
自分が出来るのはそれだけなんだ。
出来ることしか出来ない!
そう気付いた瞬間、周りは関係なくなり、倍率は「1.00 倍」になります。
定員1名に対して、自分一人が受かればいいという発想になるのです。
今日の一曲。
私の好きなリチャード・アシュクロフトの新曲。ジョン・レノンの曲をカバーしています。彼にピッタリの選曲だと思います。