忘れ物

忘れ物

 

昨日、若宮中の年間行事予定表を見せてもらいました。もう中間テスト一ヶ月前です。新学期が始まったばかり・・・なんて思っていたら、もう中間テストです。さっそく準備を始めていきましょう。

 

 

 

 

 

今日は、いつか書こうと思っていた「忘れ物」について。

 

 

子どもたちは、いろんなものを持ってくるのを忘れてくるし、いろんなものを教室に忘れていきます。スパークでも例外ではありません。

 

筆記用具、ノート、テキスト、テキストの解答、提出物などはもちろんのこと、帰り際に水筒、傘、上着、自転車のカギや、昨日はなんと家のカギまで(笑)。まあ、バラエティに富んでいます。

 

 

じゃあ、なぜ彼らは忘れ物をするのか?

 

 

彼らにとって、それは「大切なものじゃないから」だと思います。

 

 

 

本当に大切なものであれば、人は決して忘れて置いていくことはありません。消しゴム一つでも、自分と一心同体ぐらいの気持ちで大切に使っていたり、「お父さん・お母さんに買ってもらった大事なもの」という認識があれば、なくしたり、教室に置いていったりしません。

 

だから、子どもたちが忘れていくもの、忘れてくるものを見ると、その子の本音がよーくわかります。

 

例えば、通いたい放題コースの子で、未だに自分の日程表を出してこない子もいます。

自分でスケジュールを考えたり調整したり、決めた通りに実行するということの大切さ、自分との約束を守ることの大切さ、提出期限を守ることの大切さ、私に迷惑をかけないことの大切さを

 

「べつに大切だとは思っていない」

 

ということです。

 

 

 

筆記用具やテキストの解答などを忘れてくる子もそう。こういうものはすべて、勉強をする上での最低限の準備にあたるものです。つまり、「勉強する準備を整えることを大切だとは思っていない」ということです。「とにかく、塾に行きさえすればいい」ぐらいの意識なのだと思います。

 

 

そう言えば・・・

 

2月に学年末テスト直前特訓「カンヅメ」を実施した際、必需品である学校のワークをなくしてしまった(!)という驚愕の子がいました。結局は、学校に置きっぱなしにしていたのが見つかったのですが、それは「学校のワークを大切だと思っていない」「定期テストを大切だと思っていない」ということの表れなのです。

 

 

 

「忘れ物」=「注意力が足りない」

ではありません。

 

「忘れ物」=「大切ではないもの」

なのです。

 

 

と、いうことで、保護者の皆さんも「子どもたちの忘れ物」に着目してみるといいです。お子さんの現状がよくわかりますよ。

その忘れ物に「その子が人生で大切だとは思っていないもの」が反映されています。

 

 

 

 

翻って自分たち大人も、自分がよくする「忘れ物」を見つめてみるといいです。大人もけっこう忘れ物しますよね(笑)。

財布や定期などの「物」ばかりでなく、ガスの元栓の閉め忘れ、授業料や公共料金、各種料金の引き落とし、IDやパスワード、人と会う約束の日時、免許の更新、帰りに買ってくるように家族から頼まれていた買い物、結婚記念日や家族の誕生日・・・等々、いろんなものを忘れてしまいます。それは「大切だと思ってない」から忘れているのです。

 

 

 

と、いうことは、改善策はシンプルです。

 

「大切じゃないものなんてない」と思って生活すればいいだけのことです。

 

 

よく学校の先生が授業中に「ここは大切! テストに出すぞ」なんて言ったりしますけど、そういうのって子どもたちもけっこう覚えていたりします。でも、そうでない箇所は忘れてしまいます。

 

そうではなくて、本当は「大切じゃない勉強なんてない」という意識で授業に臨むだけで、定着の仕方もだいぶ変わってくるはずなのです。

 

勉強に限らず、「人生で大切じゃないものなんてない」という気持ちをほんのちょっと持つだけで、忘れ物も格段に減っていくのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

昼、教室で仕事をしていると、大学生風の若者3人組がやってきました。「牛角」のスタッフの子たちで、近隣の企業を回って営業しているとのこと。

 

上から言われてやっているのか、自主的に動いているのかはわかりませんが、ポスティングでも済むところを、こうして直接訪問しての営業なんて、なかなかガッツがあっていいですね!

 

スパークの扉を開くのも、けっこう勇気が必要だったはず。成果に関係なく、こうした経験は必ず今後の人生に活きるでしょう、頑張れ!