想像する力が人生を決める②

想像する力が人生を決める②

 

今回の内容は、前回の投稿の続編です。

 

想像する力が人生を決める①

 

 

まったく、想像する力が不足してるよなぁ・・・と感じる場面。

 

それって、子どもたちの学習に関して、国が考えること・国が出してくる指針なんかを見ていても、けっこうあるんですよね。

 

 

 

現在、小学校の英語の授業で使用されている教科書。あれが正式配布される前、最初に見た時の衝撃は未だに覚えています。

 

「いったいこれをどうやって教えろというのか!?」と。私の中に大きな疑問が生じました。

 

中学生でも知らないような難しい単語の数々、文法的説明をしない指導スタイル。これを使って小学生たちに英語を教えるなんて、かなり無理があるだろうということは、一瞬で想像できました。

 

「英語による会話やコミュニケーションを重視する」といっても、英語が苦手という小学校の先生たちもいるだろうに・・・等々。

 

何でそんなことが想像できないのかなあ・・・と感じざるを得ないレベル・構成の教材であり、実際に現場の先生方も大変な苦労をされている日々ではないかと思います。

 

 

 

 

 

そして、次はいよいよ来年からの中学校教科書改訂。

 

最も激変ぶりがスゴイのは、ここでもやはり英語になります。

 

先日、ZOOMを使ったE社さんのオンラインセミナーに参加して学んだことを、このブログでいくつか紹介しますね。

 

 

 

 

 

まず、大きな変化として挙げられるのは

 

・小学校で学習した600~700語を習得済みという「前提」で、新たに1600~1800語の新出単語が登場する。

 

・原型不定詞、仮定法といった、これまで高校で学習してきた単元が降りてくる。

 

・大学入試改革に伴い、4技能を重視。授業は原則英語で行う。

 

・実際のコミュニケーションで活用できる文法を重視する。

 

 

といったところでした。

 

 

 

 

どれも強烈なインパクトがあるわけですが、一番目の単語に関して具体的に「想像」してみましょう。

 

 

 

 

ここでも私が言いたいのは

 

「小学校の英語の授業で、子どもたちが本当に英単語を習得できていると思っているのですか?」

 

ということ。

 

 

私が塾生を通して見ている限り、かなり悲観的にならざるを得ません。試しに小学生をお持ちの保護者の皆さんは、ぜひご家庭で確認してみて下さい。お子さんが教科書に出ている単語を書けるか、読めるか、意味が言えるかを。

 

英単語に関してのみならず、文法的な知識も教わらず、主目的である「コミュニケーション」や「日常で英語を使うことに慣れ親しむ」といったことも中途半端になっているのが現実ではないでしょうか。

 

先生たちもそれをわかってはいながらも、軌道修正できないまま今日まで来ている、というのが現実なのではないでしょうか? 教科書を使用していないというケースもありそうです。

 

 

 

そうした状況に対する想像力の欠如が

 

小学校で習った単語は習得済みという「前提」で、さらに1600語から1800語を追加する、という「ヤバい」新教科書を生み出す結果につながっていると思うのです。

 

 

 

 

「想像力」 これ一つあるかないかで、私たちの生活は大きく変わってくるのです。

 

 

 

 

 

 

大学入試改革の大混乱にも顕著だったように、役人さんが考えることはどうしても現場の先生方には負担になりがちであり、それで被害を受けるのは子どもたちです。

 

中1の教科書はこれまでとは全く異なり、スタートからいきなり be動詞、一般動詞、その他の文法が一気に出てきます。繰り返しますが、これまでの小学英語を習得済みという前提でのスタートになります。

 

新中1生は、スタート時点から脱落してしまう子たちが続出する危険性もあり、要注意です!

 

そして、いきなりこの難しい教科書を中学校生活最後の一年間だけ使うことになる新中3生は、これまでの2年間との違いや未習単元の多さにより、授業が成立しないくらいの混乱も予想されるとのこと。

 

 

 

 

そんなこんなで、とにかく4月からいったいどうなるのか!? 私たちも想像力を働かせて準備をしていく必要があります。

 

そして、想像して準備するだけではなく、どんな状況が来ても対処できるように、という柔軟性も大事だと思います。

 

いずれにせよ、私たち学習塾が大いに力になれるのではないかと思います。

 

 

Twitter 木村弘一@スパーク

 

 

 

 

 

 

 

 

今日の一曲。

 

2回に分けて「想像力を働かせる」というテーマで書いてみました。私もまだまだ出来ていないことが多いのですが、想像力を磨くのにかなり役立っていると感じるのが洋楽なんですね。邦楽だと日本語の意味が入ってきてしまうので、想像力を発揮するまでに至らないことが多いのです。

 

しかし、日本のバンドでも、このミュート・ビートは別です。何と言ってもヴォーカルなし、日本初のダブ・バンドでしたから。嫌でも想像力を掻き立てられる音楽。「ダブ」というのは、ジャマイカ発のレゲエのリズムから派生した、ベースなどの一部の音を過剰に施して強調した音のこと。

 

1987年発表の1st アルバム「FLOWER」は、未だに愛聴盤です。世界に通用するバンドでした。

 

 

「ロシアより愛を込めて」 想像力を働かせて、目の前に広がる景色をお楽しみ下さい。