改革のシワ寄せを吹っ飛ばせ

2019年05月23日 受験情報
改革のシワ寄せを吹っ飛ばせ

 

昨日は、市ヶ谷で行われた入試セミナーに参加してきました。

 

 

テーマが

 

・センター試験に代わる、大学入学共通テストの最新情報

・それに伴う4技能検定の活用状況

・公立高校入試の変化

・小・中学校の移行措置内容

 

と「超」が付くほど重要なものばかりで、密度の濃い(濃すぎる)時間となりました。その注目度を表すように、昨日は300名を超える塾関係者が集まったのでした。

 

私は前から2列目に陣取り、しっかり情報をキャッチしてきました!

 

 

その一つ一つについての情報量があまりにも多過ぎて、自分の中で整理整頓するのも大変なぐらいです。なので、具体的な内容をお伝えすることについては、少し時間をいただき、別の機会に譲るとして・・

 

今回、つくづく感じたのが

・時代の変化の速さ

 

そして

・教育改革に伴う「シワ寄せ」は、必ず子どもたちに行く

 

と、いうことでした。

 

 

最大のシワ寄せを被るのは、現在の中1生たちでしょう。

例えば、新学習指導要領のもと、彼らが新しい教科書を手にするのは中3になった時です。

 

ところが、中3で受け取る新しい英語の教科書というのは

「小学5年生から正式な科目として、英語の学習を積み重ねている」という前提で作られたの教科書なのです。

これが何を意味するか、もうわかりますよね?

 

ゆるい教科書で(←わかりやすくするために、あえてそう表現しておきます)中1・中2の2年間英語を学習してきた彼らが、中3になった途端に、いきなり難しい教科書で大事な受験期を学習することになるのです。

 

現行の英語の教科書というのは、あくまで「中1になった時点から、みんなが一斉に英語の学習をスタートする」という前提で作られています。小学校の英語は、あくまで「英語にちょっと慣れる程度」のものだからです。

 

「中1からスタート」が前提の教科書と、「小5からスタート」が前提の教科書では、それはもう段違いの差が生まれるでしょう。

 

単語数で言えば、中学卒業までに約1200語程度覚えるのが現行の学習指導要領なのに対し、新学習指導要領では、小5から中学卒業までに約2200~2500語を覚えることになります。倍ですよ!

 

その差は、今からの2年間で付け加えていくしかありません。

 

こうして、上の人たちが決めた改革のシワ寄せが子どもたちに行くことになるのです。

 

 

 

 

ただ、みんな同じ条件だという見方もできますし、こういう局面でこそ、私たち学習塾が力になれるという部分もあります。現行の教科書で学んだ世代よりも、より多くのことを学べてラッキー、ぐらいに考えて、与えられた条件の中で最善を尽くしていくこと。結局はそれしかないですね。

 

それは、センター試験に代わる大学入学共通テストや、あちこちで話題になっている「4技能検定」など、大学入試改革についても同じことが言えるでしょう。

 

どんな条件の元でも「まあ、何とかなると前向きに捉えて、受け身にならず、積極的に攻めていく、準備していく」ということに尽きるのではないでしょうか?

 

 

 

スパークの保護者の皆さんには、今回の内容を何らかの形で情報提供させていただきますので、ご安心を。