時間編集術

時間編集術

 

スパークの中3生たちは、先日より冬期講習の期間に入りました。入試実践演習ということで毎年恒例の特訓期間です。

 

これが始まると、教室で「時間」に関する話をする機会が自然と増えてきます。ここからは、どうしたって本番までの残り時間との戦いになりますから。

 

教室で中3生たちが問題を解いているその間にも、入試当日までの残り時間は刻一刻と削られているのです。

 

 

 

 

それ以外にも「早く始める」「速く解く」といった話も多くなります。

 

「早く」と「速く」  これも時間に関する話題と言っていいでしょう。

 

 

 

 

 

 

時間というのは誰もが平等に与えられているものであり、その大切さは誰しもわかっているわけです。

 

にもかかわらず、それを上手に使いこなせる人はホント少ないんじゃないかな、と思うんです。

 

私ですか? まだまだ全然ダメです。

 

 

 

 

時間については先日のブログでも触れたばかりですが。

 

Time is Life

 

 

 

今日も引き続き、「時間」がテーマです。

 

 

 

 

 

先日読み終わった本がこちら

 

 

 

 

だいたい、世に溢れる「時間術」みたいな本はいわゆる「ノウハウ本」が多く、いくら手法を学んだところで土台となるメンタル・人生観の部分が変わっていなければ、結局は続きません。

 

そうした、いわゆる「ノウハウ本」「ビジネス書」の類は私も読まなくなりました。

 

でも、長倉さんの一連の著作というのは、そういったものとはちょっと違うんです。小手先のテクニックではなく、「どう生きるか」というテーマが根底にあるので自分の内側に響いてくる。そして、読むたびに自分の思考が更新されていく感があります。

 

 

 

 

今回、特に印象に残った部分を抜粋してみますね。

 

結局、現在というのは過去にやってきたことの結果です。

 

いまに不満があるなら、それは過去にやってきたことを後悔するしかありません。

 

僕自身もこうやって本を書いてはいるものの、不満はあり、自分の頭の悪さにいつも悩まされています。

(中略)

 

 

「過去の結果が現在」という話をすると残酷に聞こえるかもしれませんが、僕はむしろ希望のある話だと思っています。

 

過去が現在を作っているなら、未来を作るのは現在だからです。だとするなら、現在を変えれば未来を変えることができるのです。

 

もっと言えば、現在の時間の使い方を変えれば、人生はある程度は思い通りになるとも言えます。

 

これってすごくないですか?

 

いまを変えれば未来が変わる。

 

しかも、いまはコントロールできるわけですから、未来もコントロールできると考えていいわけです。

 

だから、僕は「時間」をどう使うかにこだわってほしいのです。それが、未来に直結するのですから。

 

(長倉顕太著 「『やりたいこと』が見つかる時間編集術」より抜粋)

 

 

 

 

 

 

どうでしょうか? よく「今を生きる」とか言うじゃないですか? 確かにその通りだし、過去の後悔や未来の不安を案じるより、目の前の人や仕事に集中することが大事なのは間違いないのですが

 

それが「未来に繋がること」でないと、というのが肝。

 

 

 

わたしたちは、ついつい目の前にある「やるべきこと」をこなすので精一杯になってしまいがちです。もちろん、それも生きていく上で必要なことなんですけど、どうせ何かやるなら「未来に繋がること」の比率を増やしていきたい。

 

長倉さんは、「それが未来に繋がっていることかどうか?」を判断する際の最も簡単な目安として

 

「未知」か「既知」か

 

を挙げてくれています。

 

 

 

そう、既にやったことがあることなら、それは過去の延長ということ。脳という観点で言えば、何も考えなくてもやれてしまうことが多いので、大して成長は見込めない。

 

それに対して、「未知」 つまり、「新しいこと」「やったことがないこと」であれば、脳の中の今まで未使用だった領域を発動せざるを得ないわけで、上手くいこうがいくまいが能力が上がり、何らかの成長が見込めるのだと思います。

 

 

 

「迷ったら、未知のものを選ぶ」

 

今作で特に響いたフレーズがこれでした。

 

 

 

 

 

 

入試本番はもう目と鼻の先です。受験生であれば、まずは「目先の未来」である入試に向けてやるしかありませんね。未知とか既知とか言ってる場合じゃないのかもしれません。

 

彼らには、本当はそんな矮小な未来じゃなく、その先のもっと大きな未来へ向けて行動させてあげたいところですが、この1、2ヶ月は仕方ありません。

 

腹を据えて、入試突破に直結することだけに時間を使うことです。言われなくとも当たり前ですか? いえ、未だに関係ないことをやってムダに過ごしている子もけっこういますよ、ウチの教室にも。

 

例えば、きれいにノートまとめなんてやってる場合じゃありません。

 

あくまでも「問題を解く」ということを軸にしていきましょう。過去問、冬期講習、苦手な単元のワーク・・・等々、すべての行動を入試突破に集約させていくのです。

 

 

 

そして、入試を終えたあかつきには、ぜひ「未知のもの」「初めての経験」、つまり「未来へ繋がる時間」を過ごしてほしいと願っています。

 

 

 

 

 

長倉さんも書いていますけど、すべての資産の中で最も価値が高いのは「時間」です。お金よりも上なんです。

 

その一番価値が高い「時間」を「未来」のために使い切れれば・・・ 望む未来がきっと手に入っていることと思います。

 

 

Twitter 木村弘一@スパーク

 

 

 

 

 

 

 

 

今日の一曲。

 

 

濃い時間を過ごしたであろうアーティストの筆頭が、私の中ではデヴィッド・ボウイなんですね。

 

いくつものキャラクターを演じた驚異的な傑作アルバムの数々。全盛期も低迷期も経て、一人の人間として常に新しい挑戦をし続けた姿に、この先もずっと憧れ続けるだろうと思います。

 

70年代の傑作アルバムはもちろん素晴らしいのですが、私は割と晩年のあまり評価が高くない作品群も大好きなんです。今日は、2003年発表の「Reality」から一番好きな一曲を。

 

アルバムと Live の2ヴァージョンを貼っておきます。演奏も立ち姿も、カッコよすぎて時間が経つのを忘れてしまいます。