今日は午後1時から、中3生に北辰テスト過去問演習大会を実施しました。
明日が11月の北辰テスト本番です。今回が勝負!という子もいますからね、少しでも力になれれば。
過去問を解いておくメリットはいくつかあるのですが、それはまた別の機会に。
さて、今日は授業と関係ない話を。
昨日、「本を売るなら~」でお馴染みの買取店さんに大量の本を持ち込んだんです。これはもう読まないだろうな、という本がたまっていたので。
こういう整理は時々やるんです。古いものを捨てていくことで、新しいものが入ってくる余地(可能性)を作っておくわけです。
で、本をたくさん入れた紙袋を抱えてレジへ行ったら・・・
私の前の男性客が、どうやら大量のアダルトビデオを持ち込んでいたらしく
大学生くらいの若い女性スタッフが、それらを一本一本査定しているんですよ。
タイトルを入力したりしながら。
他のお客さんたちが目の前を通るところで。
とっても気まずそうに・・・。
こういうシーンを見て、皆さんはどう感じますか?
仕事だからそういうこともある、割り切ってやるしかない、そう思いますか?
その場に居合わせた者として率直な感想を言うと、私はその女性スタッフが気の毒に思いました。
まず第一に、店側も少し配慮してあげればいいのに、というのが最初に思ったこと。たまたまその日はいなかったのかも知れませんが、こういうケースでは男性スタッフが対応すべきでしょう。
これはもう立派なセクハラでしたよ、傍から見ていて。
「こういうの全然平気です! むしろ大好き!」っていう女性スタッフならいいんですよ(笑)。でも、とてもそんな風には見えなかったのです。
そして、もう一つは当の男性客に対して。これはもうシンプルに
「そんなもので小銭稼ぎするなよ。自分の家で捨てりゃいいだろ」
って感じですね。カッコ悪いことするな と。
もちろん、ルール上はこうしたものも取り扱い商品に含まれているんでしょうから持ち込み OK なんでしょうけど、ちょっとね・・・。
店側も客側も、ほんの少しの配慮があれば、一人の女性スタッフが嫌な思いをすることもなかった。
確かに「嫌なことをするのも仕事、それもいい経験」という見方も出来ます。
ただ、世の中はキレイごとだけでは渡っていけないのも承知の上であえて言わせてもらうならば
普通に考えて、これだけいろんなハラスメントがうるさく言われている2020年という時代に相応しいシーンではなかったです。
「普通に考えればわかりそうなものなのに・・・」ってことが、日常のいろんなニュースや出来事に溢れていますよね。
私だって、この「普通に考える」ってことを疎かにしがちな人間の一人です。意識していないと、いつの間にかおかしな方へ進んでいってしまいます。
特別スゴイことなんて出来なくていいので、まずは普通に考えて当たり前の行動ができること。
人として大事なのは、そういうことなのかも知れません。
今日の一曲。
勉強とは関係ない話題でしたが、勉強できることなんかよりも、こういう話の方がよっぽど大事なんじゃないかと思います。ホントに、ちょっとしたことなんですけどね。
さて、明日の北辰テストに向けて、中3生たちへ。
気合いの入る、フー・ファイターズの一曲を(誰も聴いてない)。