昨日入会した小学生の御家庭。まず、国語を何とかしたいと危機感を持って動いていただいたのは、とてもいいこと。
何度か触れてきていますが、国語に苦手意識があるということは、日本語に苦手意識があるということ。数学も英語も理科も社会も日本語で記述されているわけなので、多かれ少なかれ、すべての教科に影響があるわけです。
これからやっていただくことですが
「まずは、たくさん日本語に触れましょう」
ということ。
本来、国語というのは極めて論理的な教科です。勘で何となく解くものじゃない。「国語はセンスでしょ?」とかいう人もいますが、そんなことはありません。
文章問題にしたって、きちんと根拠をもって解いていくものですし、例えば有名な出口先生の「論理エンジン」みたいな優れた手法も昔からあるのですが
そういうことをやる前に、まずはそれを理解するだけの言葉を知ってなきゃ何も始まらないでしょ?
ということですよ!
だから、まずは文字や言葉や文をたくさん浴びること! 文章を読んだり、漢字を書いたりすることに抵抗がなくなるまで、これでもかと浴びることです。理論を学ぶのはそれから。
そのためにやってほしいことが山ほどあります。ちょうど、5月末までの休校延長も決まったことですし、さっそく日本語のシャワーを浴びてもらおうかな!
この子がどう変化していくのか、楽しみです。
今日の一曲。
ジャズに関してはそれほど詳しいわけではないのですが、好きな一曲を。
ラムゼイ・ルイス・トリオの 「The in Crowd」 有名なライヴ・ヴァージョンです。私のようなロック好きな人間でも楽しめるジャズです。小難しくないのがいい。
シンプルでわかりやすくて、ジャズというよりもソウル・ミュージックを聴く感覚で楽しめます。
ジャズも本格的に探究していったら面白いのはわかっていますが、底なし沼にはまりそうなので(笑)、代表的な作品だけ聴くのに留めています。
次々と映し出される古い映像がまたいい味出してますね。