本番に弱いというウソ

本番に弱いというウソ

 

今日は日曜日なんですけど、教室開放日にしました。

 

中間、北辰と大事なテストが近いこともあり、連休中の一日ぐらいは家でダラダラ過ごす子たちの一助になれば・・・と思いまして。

 

まあ、中3生が1名でも来ればいいか、ぐらいの軽い感じで声を掛けたのですが、小学生2名を含め、予想したよりも集まりました。

 

こういうのは、「誰か一人でも来てくれればそれでいい」という気持ちでやってますので、たくさん集まるだろうなんて期待は一切していません。

 

さらに、その誰か一人というのも「できればこの子には来てもらいたい」というターゲットが私の中では明確になっています。もちろん、本人には一切伝えません。

 

その来てほしい子が来てくれて、なおかつ、予想していなかった子たちまで来てくれたりすると、企画は大成功! ということになるのです。ちなみに、今日は大成功の一日でした。

 

初めから期待していないからこそ、嬉しさが増すのです。何事も「期待しない」というのを大切にしています。

 

 

 

 

 

 

さて、期待するなと言われても期待してしまうのが、中3生たちの北辰テスト結果ですね。

 

既に9月結果が返ってきて、前回と比べると、スパーク中3生全員の偏差値が上がりました(5教科総合で)。ひとまず、夏期講習の成果としては上々でしょう。まあ、個々に見ると、まだ物足りないんですけどね。

 

 

その中には、「上がってるけど、本来の実力からしたらもっと取れたはず・・・」という子もいます。こういう場合、よく言われるのが

 

本番に弱いタイプなのではないか?

 

ということ。「うちの子、本番に弱いんですよ」なんてセリフをお母様方から聴く機会も多いので、今日はこの件についてズバッとお伝えしていこうと思います。

 

 

 

 

昨日、Twitterの方で、私はこんなツイートをしました。

 

 

 

厳しいこと言うなあ~と思われますか? 

 

でも、毎度毎度「ウチは本番に弱くて・・・」なんて言ってても、根本的な問題は何一つ解決しません。ここは一つ、問題の本質を真剣に見ていきましょう。

 

上記ツイートに書いた通り、どこにいようが、「問題を解く」こと自体は同じです。つまり、今は本番、今は練習・・・ なんて分けるような話ではないのです。

 

いつだって、正解を求めて頭をフル回転させる

 

このことに変わりはありません。それをなぜだか私たちは

 

「練習」「本番」

 

と分けて考えてしまいます。

 

 

 

「問題を解くときは、いつだって本気であり、真剣勝負の本番なんだ」ということを認識しましょう。

 

 

 

 

 

でも、私がそう言うと、必ずこう言ってくる方がいます。

 

「そうは言っても、テスト当日はプレッシャーがかかるわけで、やっぱり家でやっているのとでは違うでしょ。緊張して本番では力を発揮できない子だっているよ」

 

そして、本番で緊張しないようにするにはどうしたらいいのか? 心構え、おまじない、メンタルを強くする方法・・・ そっちの方ばかりに意識が向いてしまうのです。

 

そんなことをしたところで、結果は何も変わりません。前提が間違ってますから。どんなに精神状態をコントロールしようとしたところで、プレッシャーはかかります、意識もするでしょう。

 

つまり、こういうことです。

 

✖ 緊張しないようにしよう

 

 緊張するのが当然。それでも、力を発揮できるようにしよう

 

 

 

 

 

「テスト当日は確実に緊張する」というのが大前提なのです。程度の差こそあれ、どんな子だってある程度のプレッシャーがのしかかるもの。それが当たり前だと考えて下さい。

 

それを「緊張しないようにしよう」なんてするからおかしなことになるのです。

 

また「私は(ウチの子は)本番に弱い」なんて意味のない自己暗示をかけるのもやめて下さい。人は、耳に入る言葉・使っている言葉によって、簡単に影響されてしまいますから。

 

 

 

 

「テスト当日は確実に緊張する、プレッシャーからは逃げられない」これが大前提です。

 

その上で

 

「それでも力を発揮するにはどうしたらいいかな?」と考えるのです。

 

 

 

 

 

では、プレッシャー下においても脳が働いてくれるようにするにはどうすればいいのか?

 

 

 

要は、問題と対峙した時に

 

「あっ、同じような問題やったことある」

 

と、脳が反応してくれればいいわけでしょう?

 

 

 

あるいは

 

「これぐらいの長くて難しそうな文章も、今までたくさんやって来たから大丈夫」

 

と思えればいいわけですよね?

 

 

 

そのためには、日頃から知識を一つでも多くインプットし、一問でも多く問題を解くことで、たとえ重圧がかかっている状況下においても、脳の回路から知識や解法を引っ張り出しやすくしておくことしかありません。

 

当たり前の結論でガッカリされるかもしれませんが、普段からたくさんの問題を解いておくことこそが、テスト当日に実力を発揮するための唯一の秘訣だと思います。

 

つまり、「本番に弱い」と思っている子は、まだまだ日頃の勉強が足りていないのです。

 

 

 

 

 

「いつもあれだけやっているんだから、緊張はしても私の脳は必ず反応してくれるはず!」

 

そんな自己暗示をかけられるぐらい、やるしかないのです。

 

 

 

Twitter 木村弘一@スパーク

 

 

 

 

話は全然変わりますけど、スパーク卒塾生のお母様から御案内をいただきました。

 

埼玉栄中学・高校 吹奏楽部の定期演奏会「秋演」です。

 

コロナの影響により、今年は一般の観覧は出来ず、YouTubeによるライヴ配信になるそうです。

 

逆に言えば、どなたでも気軽に鑑賞することが出来るわけで「興味はあるけど、わざわざチケットを買ってまではちょっと・・・」という方にもお勧めです。

 

昨年、私も観に行きましたが、埼玉栄の吹奏楽部は全国レベルです。「これが本当に中高生!?」とビックリするレベルの高さですので、ぜひ!

 

ちなみにアーカイブには残らず、リアルタイムの配信のみだそうなので御注意を。

https://www.saitamasakae-h.ed.jp/brass/info/shyuuen.html

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日の一曲。

 

本番に強いとか弱いとか、そういうレッテルは意味がありませんよ、という話でした。本当にメンタルを鍛えたいというのなら、月並みですけど、普段の学習を大切にして、一問一問を常に真剣に解くこと。そして、その「真剣勝負」をできるだけたくさんしておくことです。

 

 

 

今日は涼しい日曜日ですね。秋の到来を感じさせてくれます。こんな日に聴きたくなるのは、トラッシュ・キャン・シナトラズ 1990年の傑作デビューアルバム。

 

オープニングの爽やかな名曲を。