本来のあり方を見失わないように

本来のあり方を見失わないように

 

新学期スタートの日です。

 

ちょっと寒い一日でしたが、昼過ぎに教室の窓から外を眺めていたら、小雨の中、入学式の帰りであろう新小学1年生の御家族を何組も見かけました。初々しいですね~、おめでとうございます!

 

また、教室でも新クラスや新担任の先生の話題が・・・。それぞれ思うところはあるのでしょうが、大事なのは「決まった環境で楽しむと決める」ことだと思います。「楽しむ」んじゃなくて、「楽しむと決める」というところがポイント。

 

4月は、いろんなことが新しくなるんだなと、外の風景や教室の子どもたちの話を聞いていて実感したのでした。

 

 

 

 

 

さて、通いたい放題で毎日のように授業を入れてきたある生徒から電話があり、「家で勉強する日も作りたいので、塾に来る日数を減らすかもしれない」 との希望を伝えられました。本当に家でやれるか今、実験中とのことで(笑)。

 

私は「いいと思うよ、それが本来の理想の姿だから」と伝え、塾に依存するのではなく、塾を上手に利用するんだよ、という話をしておきました。

 

 

 

 

通いたい放題コースというのは、塾に依存させるのが目的ではなく、家では勉強できない子たちが環境を変えることで勉強に集中できるようになり、結果を出し、そのうちに「そろそろ家でも勉強できるようになりたい」という気持ちが湧いてくること。それを真の狙いにして設置しました。

 

すぐには難しいとしても、最終的にはその境地へ行ってほしいのです。我ながらいいアイディアだと思っていますが。

 

 

つまり、家ではやらない、家で勉強する習慣が作れない、優柔不断な自分との不毛な葛藤をするぐらいなら最初から塾に身を置きたい・・・という子たちは、「通いたい放題コース」を大いに利用すればいい。

 

一方で、「家でも勉強できるように変わりたい」という欲求が芽生えてきた子たちは、通いたい放題から「週2回」「週3回」へとシフトチェンジして、家で自分自身と向き合う時間も作っていけばいいし、それは素晴らしいことです。

 

そして、やってみたけど「やっぱりまだ無理だった」と思えば、また通いたい放題を利用すればいい。深刻に考えずに、自分にとって変なストレスのかからない方を選択すればいいのです。

 

 

 

 

 

 

今回のように、「本来のあるべき姿」とか、「物事の本質」というのを考えるのは、とても大事だなと思います。

 

そう言えば、少し前に御紹介した本「葉っぱは見えるが根っこは見えない」の著者・高久多美男さんも、「本」という感じが付く言葉はどれも大切なものばかり と仰っています。

 

本物・本質・本来・本格・本気・本心・本場・手本・・・等々、挙げたらきりがないですよね。そして、こういった大事なものが詰まっているのが「本」なのだと。 なるほど! 確かに、仰る通りです!

 

 

そんな優れた著者と著書に触れたこともあり、最近、自分の仕事の本質というものを考える機会が増えてきました。「この取り組みは、塾の本質からずれていないだろうか?」 といった具合に。大事な軸からブレないようにしようと意識するようになりました。

 

その意味で、昨年始めた「ポイント制度」 これは、学習や教育の本質とはちょっとズレがあったな・・・と、今になって感じています。子どもたちの学習意欲が少しでも高まれば、と思って始めた企画でしたが、それで彼らの目標達成や家庭学習の定着に貢献できたか? と言えば・・・

 

残念ながら、そうはいきませんでした。

 

そもそも、学習習慣や成果に対してポイントを付けるという発想が、教育の本質から外れていたな・・・と感じています。

 

 

そんなわけで、ポイント制度はこの新学期からはストップすることにしました。「子どもたちにプラスになっていない・・・」と薄々感じながら惰性で続けるのは本意ではありませんので。

 

最後の集計を行い、該当者には御褒美(図書カード)を出してあげて、そこで一区切りとさせていただきます。

 

 

新学期、いろいろと教室のことを見つめ直して、やめるものはやめる、新たに始めるものは始める、というメリハリのある春にしたいと思います。

 

 

 

 

 

話変わって・・・

 

つい先ほど、大学の入学式を本日終えたばかりの卒塾生が、わざわざ挨拶にきてくれました! 

 

 

 

会話を交わすとわかります、大成長してるなって。元々カッコいい少年でしたけど、スーツのせいか、だいぶ大人っぽくなった気がします。

 

いやあ、久々会えてうれしかったです! 入学おめでとう! 

 

さっそく明日からの一限の授業、サボらず出席するように(笑)。