夏期講習のニューフェイスの一人、小3女子のノートが美しくて、思わず「写真撮らせて!」とお願い。
字の大きさや、間違いの直し方、問題番号の付け方・・・ 小学3年生にして、ここまで美しく整ったノートを書けることに心底感心しました。
もちろん、ノートがきれいなら、字が上手ければ、それで成績が上がるというわけではありません。イトミミズが這いつくばったような酷い字を書く子でも、偏差値70越えだったりします。字・ノートの美しさと学力は、必ずしも比例しない。これはいろんな子たちを見てきて断言できます。
にもかかわらず、字をきれいに書ける方がいいのは、それだけで人を惹きつけることが出来るからです。見る人の心を気持ちよくさせることが出来るからです。
「字が美しい」というのは、「勉強が出来る」とは別個の、それだけで独立した魅力なのです。
字が美しい・ノートが美しいというのは、それだけで人生のアドバンテージになる。字がきれいで損をすることは一つもありません。もう、得しかしない。この習慣を大切にしていってほしい。
この子を見ていると、日常の一つ一つの小さいことまで丁寧にやっているであろうことが伝わってきます。そう言えば、お母様が「ハンカチの端と端を揃えてたたむような子」って表現してたな・・・
ノートから爽やかな風が吹いてくるようです。