自分事にしていこう

自分事にしていこう

 

中3・7月の北辰テストが返ってきました。

 

予想はしていましたが、全体的にまだまだ甘いですね。もちろん、そのために夏期講習で特訓中なわけですが。

 

 

 

 

 

スパーク生たちもそうですが、今、埼玉県中の中3生たちも同じように猛勉強している真っ最中です。

 

と、いうことは、ここから偏差値を上げていくのはそう簡単なことではないというのは、容易に想像できることと思います。

 

偏差値というのは、周りとの比較で決まるものですので、自分が上がっても周りも上がってしまえば、期待したほどは伸びないものです。

 

そのため、「みんながこの夏頑張ってるのだから、いくらやっても上がらないのでは?」

 

なんて考えてしまいがちですが・・・

 

 

 

 

 

みんなが同じように頑張っているはずなのに、夏休み明けの9月北辰テストでは、偏差値が10以上も上がるようなケースが毎年のように見られます。スパークでもいますし、他塾でも必ず出ているはずです。

 

私自身のキャリアを振り返っても、スパークでの6年間はもちろん、前職、前々職時代の教室でも、毎年のようにそういう子たちが出現しました。夏期講習の成果を見事に発揮してくれる子たち。

 

上がる子たちもいるということは、その一方では下がっている子たちも県内にたくさんいるということです。各地の塾で夏期講習が熱く盛り上がっているにもかかわらず・・・。

 

 

 

 

つまり、理屈の上では

 

「みんなが頑張って勉強しているのだから、そう簡単に偏差値は変わらない」

 

はずなのですが、現実には

 

「みんなが同じように頑張っているわけではない」

 

から、毎年はっきりとした成果の違いが出ている、ということなのです。

 

 

 

 

 

 

 

では、どこに違いがあるのか? ということになりますが・・・

 

 

これは、成果が出ない方の特徴を挙げた方がわかりやすいですね。

 

 

それは「ただ問題を解いているだけ」という子です。

 

 

 

 

 

どこの塾でも、ここまでの総復習が出来るような教材や北辰テストの対策となるようなものなど、材料は提供してくれるはずです。そして、その提供される材料は、どこの塾でもそれなりのクオリティを備えたものでしょう。

 

そして、スパークでもそうですが、どの子も一生懸命に取り組んでいます。

 

しかし、厳しいことを言うようですが、与えられたことや指示されたことをただこなしているだけでは、学力は上がりません。

 

学力が上がる子というのは、与えられたこと、指示されたことを「自分事」として受け止めている子です。

 

 

 

「これがテストで出されたら、自力で解けないといけない」

 

「これぐらいは覚えておかないと入試では通用しない」

 

 

 

そんな風に一つ一つの問題を真剣に捉え、あくまでも「自分の問題」として取り組んでいるのです。

 

理解があやふやなままにはせず、納得いくまで質問してきます。完全に定着したと言えるまで繰り返し解きます。

 

すべて、北辰テストや本番の入試に出題されるという想定で挑んでいるような、そんな感じが伝わってくるのです。

 

 

 

 

かたや、膨大なコマ数の夏期講習を受講しても成績が変わらない子というのは、やっている勉強が「他人事」になっているのです。見ていて、よくわかります。

 

今解いている目の前の一問が、ただの「練習」になっているのです。切迫感のようなものがないので、くだらないケアレスミスを頻繁にやらかします。

 

ケアレスミスというのは単なる不注意ではなく、気持ちが入っていない証拠であり、実力不足です。それは、どこか「他人事」として問題を解いているからこそ起きる現象です。

 

 

 

 

 

受験というのは、「自分事」そのものです。だれも代わってはくれませんし、自分の力で乗り越えるしかありません。自分の人生そのものなのです。

 

そして、勉強するという行為がどこか他人事になっている子たちこそ、今回の7月北辰テスト結果を自分事として受け止め、活用することです。

 

 

同じ志望校を目指しているライバルたちが何人ぐらいいて、その中で自分は何位なのか?

 

足を引っ張っている科目が何で、どんな単元で点数を落としているのか?

 

あといくつ偏差値を上げれば志望校に届くのか?

 

 

 

 

他人事ではありません。すべて「自分事」です。その意識を持てるかどうか・・・ 勝敗の分かれ目は、そこにしかありません。

 

 

 

 

 

 

ただし、ここまで書いておいてアレなんですけど・・・

 

 

その成果というのは、必ずしも夏休み明けにすぐ出るとは限りません。

 

9月北辰テストでは振るわなくても、10月以降の北辰テストで急激に伸びるケースもありますから。極端なことを言えば、1月・2月の入試本番あたりで花開く遅咲きの子もいます。それは、その子それぞれなのです。

 

前述の通り、9月北辰テストですぐに成果が出るのが一番ですけど、それがすべてではありませんので。

 

 

 

夏の成果がいつ出るかは何とも言えませんが、一つはっきりと言えることは

 

「他人事」として、ただ問題を解いているだけの子は、いつまでたっても成果が出ることはない

 

ということです。

 

 

 

 

 

8月も始まったばかり、やれることはまだまだたくさんあります。今回の話も、これから授業中に何度も伝えていきます。

 

 

Twitter 木村弘一@スパーク

 

 

 

 

 

 

 

 

今日の一曲。

 

梅雨から一転、外出が危険なぐらいの猛暑日が続いていきそうですね。今日も暑かったです。

 

体調は万全なのですが、私も夏期講習の疲れが少し出てきた感じです。

 

ポップスの魔術師、トッド・ラングレンの名曲を聴いて、一息つきます。