日々の授業でもそうですし
スパークの裏メニューとして、大学受験生に英語を指導していても感じるんですけど
語彙力って
ホント、大事だなと感じます。
語彙力、要するに
どれだけたくさん単語・熟語を知っているか
ってことです。
先日参加した入試セミナーでも
こんな話がありました。
埼玉県公立高校入試の英語
特に上位校が採択する「学校選択問題」
(今年は春日部女子が加わり、21校がこれを採択することが決定済)
では、多くの難しい単語に注釈が付いていません。
教科書会社って何社かあるわけですけど
どこか1社の教科書だけでも登場している単語であれば、「学校選択問題」では注釈が付かないのです!
今回で言うと
「学力検査問題」の4番と
「学校選択問題」の2番が
長文自体は同じなんですけど
「学力検査問題」に付いている注釈が
↓
rode 「ride の過去形」
sidewalk 「歩道」
bike’s headlight 「自転車のヘッドライト」
training program 「トレーニングプログラム」
environment 「環境」
careful 「注意して」
safety 「安全」
だったのに対して
「学校選択問題」の方は
sidewalk 「歩道」
のみ。
現学習指導要領1200語に対し
学校選択問題を受ける子は
その倍ぐらいの語数が必要なのでは?
なんて話でした。
単語の知識を増やすのは
どうしても個人的努力によるところが大きい。
英単語集を買ったりして覚えるのも悪くないのですが
そういうことよりも、まず大事な心構えはこれ!
↓
単語は
出てきた時に覚えてしまうこと
もう、これに尽きます。
教科書、テキスト、学校・塾の授業などで
知らない単語が出てきた時に覚える、単語カードに加える。もちろん、単語カードを作って満足ではなく、暇さえあれば見る。
後回しにしないというのは勉強の鉄則ですし
仕事も「その場で処理する」が基本。
特に、語彙力を増やすということに関しては100%言えること。
あとでまとめて覚えようなんて
そんな出来もしないことを、自分に都合よく考えて、自分を甘やすから、あとで苦しむことになる。
これは、日本語についても同じで
本を読んでいて、知らない言葉が出てきたら、その場ですぐに調べることです。スマホで検索でも全然OKですから。
出会った瞬間が勝負なのだ。