読書する人だけがたどり着ける場所

読書する人だけがたどり着ける場所

 

期末テストがすべて終了し、結果が判明し始めていますね。

 

でも、その話はまた後日。

 

今日は、先日スパーク文庫用にと購入した一冊「読書する人だけがたどり着ける場所」について書いてみます。

 

 

 

 

著者は、テレビなどでもおなじみの齋藤 孝教授。「読書」がいかに人間の営みにおいて大切であるかを、いろんな角度から示してくれる良書です。

 

本の「読み方」についても言及されていて、齋藤先生おススメの本の読み方の中で、「うん、これいいかも!」と私が感じたのを一つ御紹介しておきます。

 

それは「ピックアップ読み」

 

簡単に言ってしまうと、「好きな文を3つ選ぶ」とか「自分にとっての名言を3つ選ぶ」といった感じの決意を読む前にしておく。そして、初めからそのつもりで本を読んでいく、というもの。

 

 

『論語』にはたくさん有名な言葉がありますが、たとえば「子曰く、学びて思わざれば則ち罔(くら)し。思いて学ばざれば則ち殆(あやう)し」「過ぎたるは猶(ばお)及ばざるが如し」「義を見てせざるは勇無きなり」など。

 

そうやって3つでも名言を見つけることができればよしとする。全部を読まなくても、その名言が自分のものとなります。生かすことができるのです。

(齋藤 孝著 「読書する人だけがたどり着ける場所」より抜粋)

 

 

 

 

最初から「絶対に3つ選ぶ!」と決めておけば、ただ漠然と読み進めるのではなく、齋藤先生の言葉を借りれば「浮き上がって見えるような文章を探すことになる」わけです。

 

これ、すごくいいな、と思います。

 

で、さらに思ったんですけど、これって読書に限らず使えますよね?

 

私たちは、ついつい「ただ何となく」本を読む、勉強をする、仕事をする、テレビを観る、音楽を聴く・・・ってやりがちですけど、例えば・・・

 

「今日は何かを3つ改善する」と決めて仕事に入る。

 

「お気に入りの3曲を見つける」と決めてアルバム一枚を聴き始める。

 

「知らなかったことを3つ知る」と決めて授業に臨む。

 

「今日は新しいことを3つやる」と決めて一日をスタートする。

 

・・・等々、いろんな場面で有効じゃないですか? 何となく始めるのとは意識が違うので、明らかにメリハリが出来ると思うんです。

 

 

本も「全部読まなきゃ」なんて堅苦しく考えるのではなく、「一つでも知識が増えればラッキー」ぐらいの感じでもいいのだと思います。特に「本を読む習慣がなくて、これから読み始めたいんだ」という人にとっては。

 

そして、子どもたちの勉強も同じことが言えるのではないかと。

 

 

 

さすが、齋藤 孝先生という感じの、わかりやすく、かつ、深い一冊でした。スパーク文庫に入れてありますので、興味のある方はぜひ!

 

https://booklog.jp/users/sparkkobetsu