息子の送り迎えをよくやります。さっきも9時に坂戸駅まで、バイトへ行く次男を送っていきました。
我が家の場合、ちょうどいい最寄り駅っていうのがなくて、車での送り迎えがどうしても必要なんですね。朝と夕方の送り迎えは、妻がほぼ毎日やってくれています。バイトの帰りである夜22時、23時ぐらいの時間帯は、ちょうど私が教室を出る時間と重なるので、私が駅まで迎えに行きます。今は大阪で社会人一年生をやっている長男の時から、そうしています。
送り迎えの時間って、なんかいいですよね。短い時間なんですけど、一日の中でも、とても大切な時間。
「今日のバイトはどうだった?」みたいな何気ない会話から、お互いに好きなプロ野球の話題で盛り上がったり。今朝は、二人とも利用している Apple Music の話題。お互い、音楽が好きなので「今、ライブラリにアルバム何枚ぐらい入れてる?」みたいなどうでもいい話をしたり(笑)。
逆に、お互い疲れていたり、考え事をしていたりして、駅から自宅までの車中、100%無言という日もけっこうあります(笑)。でも、それも阿吽の呼吸ってやつで、立派なコミュニケーションなんですよ。
「送り迎え」 スパークの保護者の皆さんも、日々されていることと思います。学校、習い事、クラブチームに、そしてもちろん、スパークにも。
塾までの送迎というのも、かなりの御負担だということ、私もわかっています。いつもありがとうございます。
でも、同時に言えるのが、「送迎の時間は、とっても貴重なコミュニケーションの時間」だということ。何気ない会話でいいし、何なら前述のように会話がなくたっていいんですよ。短い時間、子どもと同じ空間で過ごせる貴重な時間を、親の側も楽しみましょうよ。義務とか負担とかって考えるんじゃなくて。
何より、送迎してあげられる子どもがいてくれる、という現実! それだけで十分に幸せなことなんです。世の中には、そうしてあげたくても様々な事情でそれが出来ない人たちもたくさんいるんですから。
「車で送り迎えなんて過保護だ」みたいな批判は無視しましょう。過保護、大いにけっこうじゃないですか? 親は、子に出来ることを全部やってあげればいいんです。それをどう受け取るかは子どもの側の問題です。送り迎えぐらいで子どもがひ弱になっちゃうとしたら、それは元々、ひ弱な子だったってことです。
「送り迎え」 親にとっても貴重なひと時であり、子どもたちが巣立っていくまでの期間限定イベントです。我々親の側も、この時間をありがたく受け取り、楽しく過ごしましょう!