麹町中学校の改革を観て③

麹町中学校の改革を観て③

 

本日3回目の更新。

 

 

麹町中学校の改革シリーズの最終回です。

前回はこちら。

麹町中学校の改革を観て②

 

番組の中で、授業中のシーンが出てきます。その授業では「どんな勉強してもいい。自分でやることを決めて、自分で考えてやりなさい」という、まさに自律の精神を体現するような場だったのですが

 

ある一人の女子が取り組んでいるのは、塾の宿題の教材でした。大手塾の Sapix に通っている子のようです。最低限やらなきゃいけないことを片付けた上で、この女の子が取り組んでいたのが、塾のテキストだったのです。

 

とても象徴的なシーンだと感じました。

 

麹町中学校のように、先生方が信念をもって取り組んでいる学校であっても、志望校を勝ち取るためには、学校だけでは不十分だということです。

 

私は、麹町中学校のような改革を素晴らしいと感じる一方で、それとはまったく別に、学習塾という存在が世の中には必要だと思っています。これは自分が学習塾を経営しているから言っているわけではなく。

 

学校は学校で、「工藤改革」のような変化があったり、それに対してのアンチも出てきたりしながら、お互いに切磋琢磨していけばいいし、それとはまた別に、学習塾というところは「受験」「成績アップ」という部分を利用しつつ、独自の教育をしていけばいいと思います。

 

 

 

 

 

 

と、3回に渡って好き勝手に書いてきましたけど、見どころ満載、考えさせられたこと満載で、充実した番組でした。「鵜呑みにしてはいけない」と警告を発しつつも、工藤校長の理念が注目に値するのは事実。

 

 

番組中、特に印象に残った工藤校長の金言で締めたいと思います。

 

 

学力を上げることは「わかるもの」と「わからないもの」を明確にして、わからないものをわかるようにすること。子どもたちに必要なのは、見た目の点数をあげることではなく、そういう能力を身につけること。

 

服装や頭髪なんて、元々どうでもいい話。その「どうでもいいこと」にこだわっているなんて、一日24時間しかないのに、人生の無駄。学校のルールは、世の中のルールと同じでいい。余計なルールはいらない。

 

職業を選ぶということは、他のいろんな選択肢を捨てるということ。だから、勇気をもって捨てることはとても大切。道を狭めた方が、子どもの可能性は広がるのに、大人は不安だから「ホントにそれでいいのか? 狭めていいのか?」と逆のことを言う。親は、子どもの後押しをしないといけない。

 

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