カンヅメ2日目の話。
夜7時で終了だったんですけど、その終了15分前ぐらいになって・・・
ある男子が、英語 教科書本文の英作文テストを一つ合格したんです。
一つクリアするだけでも、けっこうな時間がかかるテストです。何しろ英語の教科書本文を丸々暗記させるので。
で、その男子が
「もう残り時間が少ないし、今からもう1枚やるのは無理ですよね?」と尋ねてきたんです。
確かに、今から次のページを勉強して覚えて、英作文テストをクリアするのに、残り15分ではきついです。
が、彼にこんな風に伝えました。
「たとえ、途中で時間切れになったって、勉強して、単語1個でも覚えられたら、それだけでもプラスだろ?」
彼も「そうか!」と納得してくれて、残り15分間、合格するつもりで集中して取り組んだのでした。
完璧主義は捨てましょう。
・何か一つでも身につけば、それだけで儲けもの。
・やって無駄になることなんて、この世に一つもない。
・可能性が1%でもあるんだったら、そこに賭けてやってみる。
・今の自分ができる、精一杯のことをやる。
多くの子どもたちに欠けているのが、そういうマインドじゃないかなって、日々感じるんですよ。
こういう時に思い出すのが
「ハチドリのひとしずく」の話。
↓
別件ですが
前日に、あるお母様からこんなメールをいただきました。
↓
明日、◆◆の試合があります。
△△中学校で12時までです。
昨日○○に、日曜のカンヅメ
どうするのか聞いたら
「12時に間に合わないから行けない」と。
「“間に合わない=行けない”
直結なのはなぜ?」と聞いたら
「遅れて行ってもいいか聞かれたら
先生が嫌だろう。
自分が先生だったら嫌だ。
だから聞きたくない。」とのこと。
そこから少し○○と話をしました。
「『はみ出る力って大事。
ダメかもしれないけど
トライしてみる。わがままを言うのではなく
思いを伝える。
結果が同じだったとしても
トライしたことに意味がある。決まりを守るのは大切だけど
その決まりがなぜあるのか
その背景を自分の頭で考えることは
もっと大切。』と、ママは思うけど、
○○が
途中から行っていいか聞くのは
やっぱり違うと思うなら、
聞かなくてもいいよ。
○○の“思い”を持ってほしい。」と言いました。
あまり時間がとれなかったこともあり
どこまで伝わったかは
分かりません。先生に、
考えずに聞くか
考えた上で聞かないか
聞きにくいから聞かないか
すっかり忘れて聞かないか
○○がどうするか
楽しみにしています。
どれでもいいと思ってます。
それが今の彼だから。
そんなことがあったことだけ
お伝えさせていただいます。
1%でも可能性があるのなら、そこに賭けて突っ込んでいく。
そんなメンタルが身についたら最強じゃないですか?
行動すれば何かしら結果が出ます。
その結果を踏まえて、次へ進んでいけばいいだけ。
成果が出ようが出まいが
「ハチドリのひとしずく」のように
今、自分が出来ることをただただやるのです。
真の「行動力」って、そういうことですよね?
教室のスパーク文庫
妻がさらに見栄えを良くしてくれました。
元々、私が頼んで彼女が作ってくれた「本のディスプレイ」だったのですが、今回さらに改良&装飾をしてくれました。それも今日の昼間、教室の掃除に来たついでにやっちゃったみたいです。恐るべし(笑)。
彼女は「DIY精神」で材料見つけて何でも手作りで作っちゃう人なので、こういうのもすべて任せています。
今回も、たまたま教室にあったプラスチックを再利用して、本を抑えるガードにしているようです!
本が安定して、見た目もスッキリ!
助かります。感謝です!
スパーク文庫
これも「ハチドリのひとしずく」精神でやっています。
誰か一人でも本に興味を持ってくれる子がいたらいいな、と。
(予想以上にリアクションがあってうれしい限りですが)
ラインナップを増やしました。
現在128冊です。
こちらからどうぞ!
↓
https://booklog.jp/users/sparkkobetsu
(登録数128冊 手塚治虫が先頭に来ていれば、正しく表示されています。そうなっていない場合は、「最新の情報に更新」して下さい)
クリスマスツリーも、もちろん妻が飾り付けです。
もうすぐ12月ですね。