何だか、3月からの対応でどこの塾も急激に慌ただしくなった感じのここ数日でしたが
総じてみると、やはりスパークのような個人塾は小回りが利くのか、3月はむしろ積極的に動くという方向性のところが多そうですね。
逆に、大手は無難に休講、という感じでしょうか。もちろん、全部が全部ではないにせよ。
私も今回、朝9時から夕方まで、まるで学校のような時間割設定でガンガン攻めていこうと決めたわけですが、当然、反発の声があがるであろうことも想定しています。
「学校が休みなのに、塾が朝からやるなんて、いかがなものか?」
「そこから感染者が広がったらどうするの?」
だから、無難なのは大手のように休講にしてしまうことなんです。それが悪いわけでも何でもない。でも、それを1ミリも考えなかったのは、やっぱり生徒の学力が心配だったから。
だって、普通に考えればわかることでしょ。一ヶ月もの間、学校も塾もなかったら錆びつきますよ、頭が。
家で自習? 無理無理! 自学自習っていうのは、最もハードルが高い学習スタイルなんですよ。甘く見ちゃいけません。
幸い、TDLやUSJなどが先手を打って閉園にしてくれたので、子どもたちの遊び場の選択肢はだいぶ減ってはいますが、それでも遊ぶ子はとことん遊ぶでしょう。
むしろ、逆にこの一ヶ月の空白を超積極モードでガンガン勉強してもらうことにより、それぞれの子なりの「ロケットスタート」を切らせることを後押ししてあげた方がいい。この一ヶ月で、学力格差は途轍もなく広がる。それがそのまま一年間に渡って影響を与え続けることになるから。
そう考えて、決断しました。「やろう」と。
その代わり、「教室に来る」「オンラインで自宅で学習」と選択肢は用意しました。各御家庭ごとの方針もあるでしょうし、何かを強制する塾ではありませんからね、スパークは。
そして、改めて感じたこと。
「自分で考えて、自分で決断する回数が多ければ多いほど、人生は面白くなる」
その分、責任も背負い込むことになりますが、あえてそっちを選んでいきたいと思います。