5月の授業が始まりました。今日は、特にテーマを決めずに、ここ最近感じていることを、とりとめもなく書いてみますね。
今日の午前中も、「3密状態」からは限りなく遠い、生徒3人を思いっきり離して座らせての授業でした。
窓も開けっぱなしで常に換気(いい天気!)、空気清浄機と加湿器で室内の空気もきれい。子どもたちが手を触れそうなところ(教室内だけでなく、エレベーターのボタンなども含む)は消毒しています。もちろん、私も含めてマスクを着用。基本、ワイワイしゃべらない塾なので飛沫の危険もほぼなし。
こういう環境で授業をやっていると、「十分できるんだから、何もしないのはホント、もったいない」と思ってしまいます。
もちろん、リスクがゼロというわけではありませんが、そんなことを言ったら、平常時だって常に何らかのリスクはあるわけですから同じことです。
そこに気付けば、教室も開けていられます。私の予想ですが、4月は閉めていた塾も、おそらく5月は開けてくるでしょう。オンライン授業の方も活発化するでしょう。
「いつまでも休んでる場合じゃない」 そう気づいた塾が動き始めれば、教育産業・受験産業自体が少しずつ活気を取り戻し、おもしろいことになっていくだろうと思います。
それから、日々入ってくるネガティヴなニュースにみんなが飽き始めているな・・・とも感じています。もう、ワイドショーとか一切見なくていいと思いますよ。
毎日入ってくる多くの情報の中で、それらをどう取捨選択していくかをよく考える時期です。
私がコロナに関する情報で信用しているのは「医療従事者」「医療の専門家」の人からの情報だけです。SNS上で見られる素人の意見、テレビのワイドショーに出てくるコメンテーターの意見などは、視界や耳に入ってきてもすべて無視しています。
今、急に浮上している「9月入学」の議論ですが、これについても同じで、振り回される必要なし! 勝手な意見を言っている教育評論家の声やマスコミからの情報は無視で大丈夫です。
仮に、9月入学になったらなったで、その時に対処していけばいいのです。そんなこと気にするよりも、目の前の生活、目の前の勉強をしっかり進めていきましょう。
現代は不安をあおることで金儲けする仕組みが強化されているので、「全部ウソ!」という感覚で情報を見るぐらいでちょうどいいのです。
そもそも、「5月6日までみんなが自粛してくれればコロナは抑えられる」という、一国の首相の声明ですら、結果的には間違っていたぐらいですから、私たちが信用していい情報なんていうものは、限りなく少ないのです。
地に足をしっかり着けて、余計なものに振り回されないこと。その上で、自分が出来ることを考えて実行していく。
そう考えて、他塾が閉める中、スパークは3月も4月も授業を継続してきましたし、5月もそうしていきます。
今日の一曲。
数年前、ラジオで一聴した瞬間に「これは素晴らしい!」 と即、気に入ったのが、ジェームス・モリソンの「You Give Me Something」でした。
ハスキーな声が印象的なシンガーソングライターで、これがデビュー作だったのですが、元々は路上ライヴで鍛えてきた人なので、たまたま一発当たったという感じはなく、「これは本物!」と感じさせられるファースト・アルバムでした。
以降、この曲以上のヒットは出せてませんが、一曲でも大ヒットを出せるのはスゴイことだし、これ以上の名曲を再び産み出せというのも酷な話でしょう。