6月の漢検について。
コロナの影響で実施出来るかどうか微妙なところでした。私もギリギリまで状況を見ていました。
昨日、漢検協会から届いた連絡によると、公開会場での実施は中止に。これは予想通り。
一方、スパークでの実施分は「準会場」ですので、実施は可能になりました。あとは私の判断だけ。
と、いうことで、実施することにしました。
一番問題になるのは、同じ空間に人をたくさん集めてしまうことですので、これは級ごとに実施時間帯をずらすなどして実施すれば問題ないでしょう。現在やっている「超ソーシャル・ディスタンス状態」での授業と同じような感覚でいけます。
うちみたいな小規模の準会場で実施できる検定一回分というのは、子どもたちにとっては貴重な一回分なんですよね。特に、残されたチャンスがもうあまりない中3生たちにとってはなおさらでしょう。
私が一番ラクなのは
「コロナの影響により、今回の漢検は中止とします」
と決めてしまうこと。これが一番無難です。
確かに、今は自粛して家にいることが大事です。
ただ、それは「何もしなくていい」っていう意味ではないと思っています。
何でもかんでも自粛して無しにしてしまえばいいのか? っていうと、そういうことでもないのでは?
そんな疑問が常に私の中にあるのです。だからこそ、スパークも営業を続けているわけですが。
土砂降りの雨の日には出掛けないのが一番安全。でも、晴れるのをじっと待っているより、時には傘をさしたり、車を使ったりして出掛けちゃった方がプラスになる時もありますよね? そんな感覚です。
検定はオンラインというわけにはいきません。安全性を重視した上で実施したいと思います。それで喜んでくれる御家庭が一件でもあればいいんだから。
今日の一曲。
ティアーズ・フォー・フィアーズ。昔は、彼らのようなデュオで、なおかつエレクトロ・ポップという感じの音楽は好きになれませんでした。「ギターが鳴り響く、なおかつ、ちゃんとしたバンドの音でないとロックじゃない!」って感じで。
今から思えば、ずいぶんと狭い了見でした(笑)。歳を重ねるにつれ、今ではあらゆるジャンルの音楽に良さを見出せるようになりました。
彼らが世界を魅了した一曲
「Everybody Wants To Rule The World」
「誰もが世界を支配したがっている」 人間の一面をストレートに突いたタイトルですよね。
それは、この二人についても同じだったようで、きっとそれぞれがバンドを支配したかったのでしょう。大成功の数年後に仲違いしてしまい、片方だけでティアーズ・フォー・フィアーズと名乗る時期が長く続きました。
歳をとってようやく仲直りして再結成。大ヒットから30年(!)この素晴らしいライヴ・ヴァージョンに感激です。
若い時のオリジナルがこちら。