H31 埼玉県公立高校入試分析 理科編

H31 埼玉県公立高校入試分析 理科編

 

本日2回目の更新です。

 

 

埼玉県公立高校入試分析シリーズの理科編です。

 

初めに書いておきますが、今年の理科は難しかった。スパークの受験生にも自己採点させたところ、理科だけ極端に低かったです。

 

 

なぜ難しかったかと言うと、記述が増えているからです。同時に、選択問題が大幅に減っています。

 

まさに、「思考力・判断力・表現力」を問われる形にシフトしていると言えるでしょう。

 

加えて、「実験」「観察」を題材にした問題がズラリと並んでいて、けっこうインパクトがあります。これもそれなりの対策が必要!

 

 

スパークでも、中3の冬期講習で「実験・観察」対策コース、ならびに「記述問題」対策コースを設置して、準備をしています。これは、開校初年度から続けてきました。

 

また、普段から「リカラボ」という実験動画をフルに活用しています。学校で一回やっただけの実験では、なかなかポイントを理解するところまでいかない・・・という子が多いのが現実です。

 

まあ、そこまでやっても、更にその裏を突いてくるのが入試問題というものなのですが。

 

 

 

 

分野毎の出題比率は、地学・生物・化学・物理の各分野からまんべんなく、ほぼ同じ比率で・・・という感じ。

 

大問2~大問5の出題内容ですが

 

「火山・火山噴出物」

「土の中の微生物から生物同士のつながりを考える」

「原子の質量」

「ばねを使った力の働きについて」

 

・・・といったところ。苦手にする子たちが多い単元ばかりが、こうして出題されることになります。「理科嫌い!」という子は、もう今から覚悟しておきましょう。

 

 

これらに対して、大問1は、3年間の全単元からの小問の集合となっています。ここは点数を取れるところ。基本ばかりなので、8つすべて正解したいところですが、どうでしょうか。

 

そうは言っても

 

「イヌワラビとゼニゴケに共通している点は?」とか

「水40gに砂糖10gを溶かした水溶液の質量パーセント濃度は?」

 

といった、中1の知識で解けるでしょ? といった問題・・・こういうのをおろそかにしてきて、失点している子が意外と多いんじゃないかな? という気もします。

 

実際に、中3分野からの出題が減り、中1範囲からの出題が増えているのは事実なので、中1でやったことを甘く見てはいけません。

 

入試というのは、中1の教科書の一番初めから、すでに出題可能性が十分にあるのです。

 

何が狙われるかなんて誰でもわかりません。やはり、全学年・全分野・全単元を幅広く学習しておく必要があると思います。

 

来年は、今年とはまたガラッと変わって違う単元が狙われるかもしれません。

 

 

加えて、前述の通りに単純な暗記では済まされない出題ばかりになってきていることもあり、公立高校を志望するなら、理科は(もちろん社会も)対策を入念に立てておく必要があります。

 

 

 

 

県の予想平均点、理科は「50点」だそうですが・・・どんな結果になるか、発表を楽しみに待ちたいと思います。