2020年からの新しい学力

2019年12月13日 教育 書評
2020年からの新しい学力

 

こういう本を保護者の皆さんもぜひ、と思う一冊。

 

 

 

前半は、昨今話題の「教育改革」や「大学入試改革」についての話や、これも既に大きく話題になっている「子どもたちの読解力低下」についてなど、それはそれで読み応えあるのですが

 

本作の肝は後半かな、と個人的には感じました。後半の内容だけしっかり抑えておけば十分かな、とも思います。

 

 

私が感じたのは

 

・子どもたち自身にとことん考えさせる、親が先回りしない

 

・答え探しの教育ではなく、問いを自分で立てさせる教育

 

・それらを踏まえた大人の姿勢が大切

 

の三点でした。少なからず、スパーク個別指導学院で普段から意識してやっていることではあるのですが、更なる徹底が必要ですね。

 

特に「大人が心配して先回りするな!」 というのは、ホントに大切だと思います。親であれば、そりゃあ子どもに失敗なんてさせたくありません。

 

ただ、それ以上に「失敗したら再起不能」と思ってしまって何にも挑戦できない人生を送らせてしまうことの方が、最大のリスクだと私は思います。

 

 

 

スパーク個別指導学院のキャッチフレーズも「挑戦する子どもを育てる」ですが、私の一番のこだわりも実はそういう部分です。このフレーズは裏を返せば「失敗しても何度でも起き上がれる子を育てる」ということ。

 

勉強や受験を通して、そんなことを伝えられる塾でありたいものです。

 

子どもたちの目を摘まないために、保護者はどんなことができるでしょうか。

 

目的を与えて、ただ勉強させるだけではなく、子どもたちに考えるきっかけを与えるような教育をしている学校や教師を選ぶことも、その一つです。

 

しかし、子どもがもっと小さいころ - それこそ赤ん坊や幼児のころから、できるかぎり芽を摘まないように接するべきだ、と思います。

 

一つには、とにかく”先回り”をしないことが大事です。当たり前の話ですが、保護者というのは、子どもが直面するだろうことを、だいたい自分もやったことがあります。それで、自分が苦労したり失敗したりした経験があります。

 

だから、子どもが迷う、悩む、試行錯誤する、つまずくといった場面になるべく遭遇しないように、事前に手を回して、障害らしきものを排除してしまいます。そんな先回りを、なるべくしないことです。

 

(石川 一郎著 「2020年からの新しい学力」より抜粋)

 

 

 

スパーク文庫からどうぞ!

 

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