2018年のスパーク仕事納め。
今年も無遅刻無欠勤で乗り切りました。
例年だと、30日まで授業をしているのですが、今年は30日が日曜日にあたるため、本日29日まで。
しかし、受験生に仕事納めはないですね。大学センター試験も目前だし、中学受験であれば、本番は年明けすぐです。年末年始関係なし。
と、いうことで
今日は「最後まであきらめない」という話を。
例えば、模試の結果が「E判定」の高校3年生がいるとします。いや、いるとしますじゃなくて、世の中に大勢いますね。この時期にこの判定では、第一志望をあきらめたくもなるでしょう。他に志望大学がなければ、浪人を覚悟するケースもあるかもしれません。
しかし、あきらめる必要まったくなし! E判定でも受かる子がいるのが現実。試験前日まで出来ることを片っ端からやりまくりましょう。
そうは言っても、模試でそんな判定をもらい続けていると、そんな意欲もなかなか湧いてこないですよね?
私たちは、指導する側も含め、どうしても模試の結果に洗脳されてしまいますから。「E判定・・・もう無理だね、あきらめよう」って。
つまり、E判定にふさわしく落ちる子と、E判定でも受かった子の違いって何かと言うと・・・
「最後までモチベーションの維持が出来たか否か」それに尽きると思うのです。
模試の判定にかかわらず、最後まで意欲を継続するための「心の持ちよう」が明暗を分けるのです。
今、この時期の模試でE判定ということは、「余裕で合格する」なんていうことは、もはや考えにくい。合格するとしても、きっとギリギリのところでしょう。あとから振り返った時に「あと1問でも落としていたら危なかった~、良かった~」という感じで合格するのだと思います。
つまり、あなたは今、その「明暗を分ける1問」を解いているということですよ!
今、解いている目の前のその1問、それが出来るか否かで合否が決まる、そう思えばいいのです。運命を分けることになる、「たった1問」「たった1点」を取るために、今、勉強をしているんです。
今、解いているその1問と似たような問題が、本番で出題されるかもしれない。それが正解出来たことで、ギリギリ合格ラインに滑り込めるとしたら・・・
そういう意識をもって、一つ一つの問題に真剣に取り組むのです。E判定の子が目指すのはA判定でも高得点でもありません。「ギリギリで合格すること」です。今さら余裕で合格なんて無理なんだし、高得点なんて狙わないでいいし、過去の合格判定なんてものも、どうでもいい。
「合格点を1点だけ上回ること」 大真面目にそれを目指すのです。その1問・1点が、今、目の前にある問題になるかもしれない。
「今、私は、明暗を分けるかもしれない1点を取るために、この問題を解いているんだ」と考えればいいのです。すべての問題に対して、そう思い込んで取り組むのです。
「上手くいく可能性が100%」ってわかってることをやって成功したところで、面白くもなんともないですよね。
逆に、可能性が1%でもあれば、その1%に賭けてみることの方が、よほどおもしろい。上手くいかなくて当たり前だし、上手くいったら大きな自信になる。
1%に賭ける人生の方が絶対おもしろいのです。実際に、私も「1%ぐらいなら、上手くいく可能性あるでしょ」と思って独立起業しましたし。
今日は、スパークにもいる「E判定の子たち」に向けてのメッセージを書いてみました。これ、ホントは万人に通じる話なんです。私自身にも改めて言い聞かせる意味で書いてみました。
世の中には、模試の判定をはじめ、私たちに自信を無くさせる仕掛けがありとあらゆるところに設置されています。関係ないですから、そんなもの! 自分で思い込んで、勝手に進んでいくこと! その方が得られるものも大きいし、どうにかなる。
屈するな!