OFF2日目。
余談です。
昨日行った、東京ミッドタウン内の
↑
ここをクリックして見ていただくとわかるように
何とも言えない独特な空間です。
既に足を運ばれたかたも多いのではないでしょうか。
実際に行ってみて
感じたことを少々・・・
一つのスペースに
本もあり、居酒屋もあり
理容店も眼鏡屋さんも雑貨店もあります。
全部で9つの店舗、そのすべてが
どこかレトロな感覚で統一されていて
同じ空間に同居しているのです。
コンセプトは
「小さな街のような複合型店舗」
既に情報としては知っていたのですが
この大胆な試みをこの目で見てみたいと思っていました。
で、行ってみての率直な感想。
良いのか悪いのか
まだよくわからない。
すいません(笑)これが正直なところ。
確かに面白い空間ではあるんですけど
また行ってみたいと感じさせられたかというと
私はそこまでではありませんでした。
「なんだか不思議な空間だよね」
で終わらない、その一歩先を行く何かが欲しいかな・・・と。
好き勝手なこと言ってますけど。
それから
有隣堂さんという書店が仕掛けたのに
その肝心な本は、ちょっとしかありません。
書店というよりは
本棚がいくつかあるだけという
これまた斬新な発想。
こんな感じです。
↓
一般の書店のように
たくさん本があるわけではないので
そういうのを期待していくと肩透かしを喰らいます。
そもそも、そういうコンセプトではないのです。
で、置いてある本というのが
これまた一般の書店と大違いで
本棚それぞれ
この空間に所縁のある人たちが
それぞれの「影響を受けた本」だけを置いてあるのです。
当然ながら、影響を受けた本なんて
一人ひとり違いますよね。
どの本棚を見ても
私が普段読まないような本ばかりが並んでいます。
もちろん、今売れている本なんて
ほぼ置いてありません。
なので、この本棚から選ぶということは
必然的に
「いつもの自分なら読まないような本」
「今の売れ筋とは関係ない本」
を選ぶことになるのです。
この感覚が新鮮でした。
確かに、大型書店に行けば
あれこれ見て回る楽しさはある一方で
ついつい、いつもと同じようなジャンルの本を買いがち。
脳は現状維持が大好きですからね!
でも、この「ヒビヤ セントラル マーケット」
で本を買おうとすると
いつもの自分では
絶対にしないような選択をすることになります。
でも、人生の幅なんて
こうやって拡げていくしかないのかもしれませんね。
今回、私が選んだ2冊はこちら。
↓
左の「ハチドリのひとしずく」は
有名な一冊ですね。
以前にブログでも取り上げたことがあります。
↓
ブログにも書いた通り
私も、知識としては知っていたのですが
本そのものは持っていなかったので購入。
もう一冊
右の「写真で伝える仕事」は
女性フォトジャーナリストによる
写真を中心に据えたエッセイのような一冊。
両方とも素晴らしくて
子どもたちにもおススメ!
そして、どちらも
私が普段、わざわざ買わないだろうな・・・
という本なのです。
だからこそ
新鮮な驚きを味わっています。
他人によって
「自分の選択の幅」
「自分の世界」
を拡げてもらった
そんな感覚を得られたのです。
それこそが
昨日の最大の収穫だったのでした。